t-フラバノンの育毛効果

2019年12月31日

t-フラパノンとは?

t-フラパノンは「花王 株式会社」が独自に研究を重ねて開発された成分です。

  • 開発の元となる植物…西洋オトギリソウに含まれる「アスチルビン」

「アスチルビン」から「毛母細胞を増やす作用がある」ことを発見し、研究を繰り返した結果「t-フラパノン」を開発しています。

t-フラパノン|作用

主な作用は、AGAの発症時に起こる脱毛因子を抑制する働きがあります。

t-フラパノンは、市販育毛剤の中では抑制作用に違いがあります。

薄毛や脱毛症に影響する3つの要素が含まれています。

【t-フラパノンの作用】

  • 脱毛因子TGF-β1を抑制する
  • 毛母細胞を活性化する
  • 抜け毛を防ぐ

男性・女性の試験結果画像も公開し毛髪の変化を示しています。

しかし、市販育毛剤に含まれる成分には限りがあるため「抑制作用がどこまで出るのか」確認する必要があります。

t-フラパノン|育毛と効能

t-フラパノンは、「毛母細胞に働きかける作用」「脱毛を誘発する脱毛因子を抑制する作用」で抜け毛を減らし毛髪を増やす効能を持っています。

主な効能は、下記になります。

  • 脱毛を抑制する
  • 髪の本数が増える
  • 毛が太くなる
  • 洗髪時の抜け毛が減る

下記の画像は、開発企業による男性型脱毛での試験結果です。
試験内容:1日2回30週連用試験

t-フラパノン
引用元:花王HP 試験データ

よくある質問|t-フラパノンQ&A左記の画像を見ると、確かに範囲は狭くなっています。

試験期間は30週ですから、90週になればより狭くなっていると考えられます。

しかし、完結したデータはありません。

通常、育毛剤の試験データは6カ月間おこなわれています。

厚生労働省から認可を受ける試験期間には、安定したデータ結果を求められているため6カ月以上とする理由もあるからでしょう。

しかし「どこまで使用すると回復力を確認できるのか?」は誰もが欲しい情報といえます。

「日本皮膚科学会2017」の男性型脱毛症ガイドラインの評価では「C1」です。

「C1」評価は「行ってもよいが十分な根拠がない」ランクです。

上記の、評価はA・B・C1・C2・Dランクに分けられた推奨基準です。
「ミノキシジルはA評価」に対し「t-フラパノンの作用はC1評価」と違います。

発毛薬と育毛剤には成分の配合量が違うため「効能に違いが出ている」可能性もあります。

つまり、現状の評価では効能が認められるにとどまる成分といえます。

よくある質問|t-フラパノンQ&A

t-フラパノンはAGAに効くって本当?

試験データ上では、確かに脱毛因子TGF-β1を抑制しています。

また、男性脱毛がある人を対象に30週にわたり試験をしたデータもあります。

しかし、脱毛が完結したデータがないことや、日本皮膚科学会の「C1」評価をみると、「効能」はよくても「効果的」ではないといえるのです。

つまり、AGAに効くまでは至らない成分だといえるでしょう。

まとめ

t-フラパノンは、男性脱毛や女性脱毛を抑制作用がある成分です。

t-フラパノンのデータは、確かに試験結果を見ても理解ができるデータです。

市販されている育毛剤として「脱毛因子を抑制する成分」は珍しい効能があると思われます。

しかし、日本皮膚科学会のガイドライン「C1」の評価をみると、期待する効能力は推奨するほどの根拠がなく認められていないといえます。

AGAの発毛剤でも、初期段階でなければ十分な効果を出せない薬でもあります。

また、AGAの進行段階によっては使用しても効果が現れないものですから、t-フラパノンの「抑制作用」には、ある程度の効能をしめす段階といえるでしょう。