自毛植毛のデメリットは?治療前に知っておくべきことを徹底解説

2024年3月31日

自毛植毛のデメリットは?治療前に知っておくべきことを徹底解説

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MOTEO 編集部
MOTEO編集部

MOTEO 編集部

YMAA個人認証マーク(薬機法や医療法の広告知識を習得した広告取扱者として評価する認証制度)取得済み。
直接クリニックに足を運び、医師や看護師、治療者へのインタビューを行い100名以上のリアルな声を収集している。

自毛植毛に興味はあるけれど、「デメリットもあるのでは?」と不安になり、なかなか治療に踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

フサフサの状態に戻れるのは嬉しいものの、デメリットもしっかり知っておきたいですよね。

結論からいうと、自毛植毛にはいくつかのデメリットがあります。

この記事では、自毛植毛のデメリットを紹介します。

自毛植毛のデメリットとは?

自毛植毛のデメリットとは?

自毛植毛には、次のようなデメリットがあります。

  • 初期費用が高い
  • 髪の毛が生えてこない場合もある
  • 理想的な髪型にならない場合もある
  • 術式によっては痛みを伴う

それぞれチェックしていきましょう。

1.初期費用が高い

費用

自毛植毛は、はじめにかかる料金が高額です。初期費用の料金相場は移植株数や術式にもよりますが、約70〜200万円程度を想定してきましょう。

また、保険適用ではないため、全額自己負担となります。

しかし、一度定着してしまえば、それ以降料金がかかることはありません。

2.髪の毛が生えてこない可能性もある

髪の毛が生えてこない可能性

移植した髪の毛のうち、2割程度は定着しません(※)。

これは、移植株の選定ミスや採取時に毛根を傷つけてしまうことが原因です。また、本人の体質や生活習慣に起因することもあります。

とはいえ、移植株の選定ミスや採取時の毛根への影響は、経験豊富な医師を選ぶことで防げる可能性があります。

※出典:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

3.理想的な髪型にならない可能性もある

理想的な髪型にならない

移植した一か所だけが不自然に濃くなってしまったり、毛根を採取した箇所が薄くなってしまったりして、思った髪型にならないケースもあります。

これは、医師の経験不足やカウンセリング時の意思疎通がうまくできなかったことが原因です。

このような事態を極力防ぐためにも、経験豊富な医師を選び、手術前のカウンセリングではしっかりと理想の髪型を伝えるようにしましょう。

4.術式によっては痛みを伴う場合がある

植毛

術式によっては、移植する髪を採取する際に痛みを伴います。

痛みを避けたいという場合は、術後に痛み止めを服用する、痛みの少ない術式へ変更するなど対策を検討した方がよいでしょう。

自毛植毛はデメリットだけじゃない!メリットがすごい

メリット

自毛植毛にはデメリットもありますが、それを上回るメリットもあります。

自毛植毛のメリットには以下の3つが挙げられます。

  • トータルコストでみると安い
  • 面倒なメンテナンスが要らない
  • 半永久的に生え変わる

それぞれみていきましょう。

1.トータルコストでみると安い

費用

自毛植毛は、初期費用こそ高いですが、総額で考えると安いともいえます

一度髪の毛が定着すれば、それ以降のメンテナンスは不要だからです。満足する状態となれば、治療薬を飲み続ける必要もありません。

この先ずっと理想の髪型を維持できるなら、初期費用は安いと思えるかもしれません。

2.面倒なメンテナンスが要らない

メンテナンスが要らない

自毛植毛をすれば、面倒なメンテナンスは必要ありません。移植した毛が定着してしまえば、元々生えている毛と同じように扱えるからです。

好きな色に染めたり、パーマをかけたりすることもできます。

3.半永久的に生え変わる

ヘアカット

移植に成功した髪の毛は、元々生えている毛と同じように生え変わります。

植毛した毛にも生え変わりのサイクルがあるため、時間が経過すると抜け落ちていきます。

しかし、薄毛の影響を受けにくい部分の毛を移植しており、毛根は残るため、しばらくすると同じ毛穴からまた毛が生えてきます。

再び薄毛に悩む心配はないでしょう。

人工毛植毛と自毛植毛どっちがいい?メリット・デメリットを徹底比較

メリット・デメリット

植毛の方法には、自毛植毛の他にも人工毛植毛もあります。

どちらがよいのか悩んでいる方も多いかもしれませんね。

そこで、自毛植毛と人工毛植毛を以下の5つの視点で比較してみました。

  • 費用で比較
  • 効果実感までの期間で比較
  • 仕上がり度合いで比較
  • 身体への負担で比較
  • 効果持続期間で比較
  • ガイドラインでの推奨度で比較

それぞれ順に解説します。

1.費用で比較

費用で比較

費用相場
自毛植毛約70万円~300万円
※術式、株数による
人工毛植毛約30万円~80万円
※本数による

初期費用は人工毛植毛の方が安価であり、始めやすいでしょう。

ただし、人工毛植毛は定期的なメンテナンス費用も必要です。

一方、自毛植毛はメンテナンスが不要であるため、場合によっては自毛植毛の方がトータルコストが安くなる可能性があります。

2.効果実感までの期間で比較

効果実感までの期間で比較

効果が出るまで
自毛植毛約4か月~※個人差あり
人工毛植毛すぐに効果実感

人工毛植毛は人工の髪の毛を移植するため、術後すぐに実感できます。

一方、自毛植毛は自分の髪の毛を移植するため、生え変わりのサイクルが影響し、4ヶ月ほどかかります。

3.仕上がり度合いで比較

仕上がり度合いで比較

自毛植毛
仕上がり医師のスキルによる
人工毛植毛自然な仕上がり

自毛植毛は医師のスキルによるところも大きいので注意が必要です。クリニックをしっかり選べば、どちらの方法でも理想的な髪型を手に入れられるでしょう。

4.身体への負担で比較

身体への負担で比較

体の負担
自毛植毛拒否反応なし一時的な痛みあり
人工毛植毛拒否反応あり頭皮の感染リスクあり

身体の負担は自毛植毛の方が少ないです。人工毛植毛だと、ポリエステルやナイロンなど人工的な素材を使用する分、身体の拒否反応が起こりやすいからです。

一方、自毛植毛であれば自分の髪の毛を移植するため、拒否反応は起こりにくい傾向にあります。

5.効果持続期間で比較

効果持続期間で比較

効果持続期間
自毛植毛半永久的に生え変わる
人工毛植毛生え変わらない

効果持続期間は自毛植毛の方が長いといえるでしょう。人工毛植毛は抜け落ちてしまうと新たに生えてきませんが、自毛植毛であれば、半永久的に生え変わります。

髪を長くしたり短くしたりもできるので、色々な髪型を楽しみたいという方には自毛植毛がおすすめです。

6.ガイドラインでの推奨度で比較

ガイドライン

ガイドラインでの推奨度
自毛植毛推奨(推奨度B)
人工毛植毛非推奨(推奨度D)

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン作成委員会」では、自毛植毛の方が推奨度は高いとされています。

人工毛植毛は人工の髪の毛を移植する分、体の拒否反応が起こりやすいこと、感染リスクも高いことが理由です。

安全性を重視するなら、自毛植毛の方がよいでしょう。

自毛植毛のメリット・デメリットどちらも理解して理想の髪を手に入れよう!

まとめ

自毛植毛を受けるには決して安くはない費用がかかります。

しかし、自分の毛をドナーとする分、安全な方法ですし、定着すればメンテナンス不要で元々生えている髪の毛と同じように扱えます。

なお、自毛植毛がうまくいくかどうかは医師の技術によるところが大きいため、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

自毛植毛のメリットだけでなく、デメリットも理解したうえで施術を受け、若々しい姿を取り戻しましょう!

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