AGAの原因と対策|若ハゲのメカニズムは遺伝とホルモンバランスが要因って本当?

2020年3月20日

AGAの原因と対策!若ハゲのメカニズム

この記事を書いた人

MOTEO編集部

MOTEO 編集部

日本最大級のメンズ情報サイトMOTEOを運営する編集部。メンズ美容に関して網羅された情報の中から、どうぞ比較検討をしてベストな選択をしてみてください。

AGAや薄毛の原因は何だと思いますか?

一般的に親のハゲは子どもにも遺伝するというイメージがあるかもしれません。

実際、AGAを発症する原因には、遺伝が大きく関係しています。ただ、ハゲの家系に生まれてもハゲない人がいるように、AGAは遺伝だけでなく普段の生活習慣ストレスなど、さまざまな要因が絡み合って起きる症状なのです。

「うちの家系には薄毛の人はいないからハゲの心配はないよ…!」

とひとごとのように考えていたら…。大切な髪があっという間に抜け落ちていってしまうことにもなりかねません。

今回は、AGAになぜなってしまうのか、その原因やメカニズムなどについてご紹介します。

なお、AGAの全体像について把握したい方は「【図解】AGAとは?原因と対策を知れば薄毛・ハゲを根本改善!治療効果・費用・副作用も解説」に目を通しておくことをおすすめします。

しむら皮膚科 志村院長

 ご監修いただいた医師

しむら皮膚科クリニック院長
志村 英樹(しむら ひでき)

所属学会日本皮膚科学会所属

AGA治療だけでなく、一般的な皮膚科疾患の治療、形成外科・美容皮膚科の治療も積極的に行うなど幅広い領域で活躍。

しむら皮膚科クリニック公式サイトはこちら

AGAの原因は?男性ホルモン「DHT」が生み出す脱毛因子「TGF-β」が諸悪の根源

虫眼鏡で頭皮を確認する男性

AGAは男性型脱毛症の略で、男性の薄毛の症状をいいます。特に若い男性のAGAは若年性脱毛症とも呼ばれ若ハゲコンプレックスに苦しんでいる方も多いでしょう。

AGAは男性特有の症状であり、いわゆる男性ホルモンがAGAのきっかけを生み出します。

男性ホルモンの多くはテストステロンという物質で構成されています。テストステロンは別名「モテホルモン」と呼ばれ男性らしい体つきや筋肉を発達させることからドーピングなどにも使用される物質です。

一見、印象の良いテストステロンですがどのようにAGAに作用してしまうのでしょうか?

AGAに作用してしまうホルモンはDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンです。元々、男性ホルモン中に存在するテストステロンが5αリダクターゼと呼ばれる酵素によって変換され、「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変化します。

AGAの原因の仕組み

DHTは毛乳頭細胞(髪の毛の最深部と考えればOKでしょう)の中にある男性ホルモンレセプター(受容体)と結合し、脱毛因子である「TGF-β」を増加させます。

そのためAGAを防止するには、いかにテストステロンをDHTに変換させないかが重要なカギとなります。

もう一度、AGAになる原因を整理します。

  1. 男性ホルモン中に存在するテストステロンが5αリダクターゼと結びつく
  2. 5αリダクターゼがテストステロンをDHT(ジヒドロテストロン)に変換
  3. DHTが髪の毛の毛乳頭細胞にある男性ホルモンレセプターと結合
  4. その結果、脱毛因子である「TGF-β」を生み出してします薄毛が多い

でも、AGAになりやすい人となりにくい人の何が違うのか気になりますよね。そこで次からAGAになる過程と原因について、さらに詳しく紹介していきます。

毛周期(ヘアサイクル)とFGF-5因子|髪の毛の成長期と退行期の切り替えがうまくいかないと薄毛になる

AGAの原因に大きく関わっているのが、上述した男性ホルモンの中のDHTです。

DHTが男性ホルモンレセプターと結合することで、脱毛因子の「TGF-β」を生み出します。

このTGF-βがとても厄介!増加すると髪の生え変わるサイクルである毛周期(ヘアサイクル)を乱してしまうんです。

毛周期とは、髪の毛の休止期、成長期、退行期といった、髪が抜けたり生えたりするサイクルのことです。そして、髪が健康に成長していくのは、通常2~6年継続する成長期があるからです。

agaの毛周期

この毛周期は

  • FGF-5=毛乳頭に髪の退行を促す 
  • FGF-5S=毛乳頭に成長を促す

のバランスで決まっています。

本来であれば、発毛と抜け毛のサイクルバランスは取れていますが、TGF-βはFGF-5に強く働きかけるため、TGF-βが過剰に増加することでヘアサイクルのうち脱毛の作用が強くなり徐々に薄毛になってしまいます。

通常のヘアサイクルAGA患者のヘアサイクル
髪の成長期2〜6年数ヶ月から1年
退行期3週間3週間
休止期3〜4ヶ月3〜4ヶ月
TGF-βの量正常過剰
FGF-5(退行因子)とFGF-5S(成長因子)のバランス正常FGF-5(退行因子)過多
COLUMN

なぜAGAにはM字ハゲと頭頂部ハゲが多いの?

多くの薄毛の方が気になる部位は以下の3つではないでしょうか?

  • 生え際がM字に後退
  • つむじ付近から頭頂部が薄毛に
  • 前頭部が全体的にU字に後退

これも前述した5αリダクターゼが関係します。テストステロンと結合することでDHTを生み出す5αリダクターゼ。

実は、前頭部や頭頂部に多く存在する物質なのです。そのため、M字ハゲと頭頂部ハゲが多い理由は前頭部や頭頂部のみヘアサイクルが乱れ薄毛が進行してしまうというメカニズムによるものです。

ちなみに、5αリダクターゼにⅠ型とⅡ型の2種類がありそれぞれ

  • Ⅰ型:前頭部にも頭頂部にも全体的に多い
  • Ⅱ型:頭頂部を中心に多い

5αリクターゼの種類と分布
酵素部位存在箇所対処薬
1型頭頂部以外ほぼ全て皮脂腺ザガーロ
2型前頭部と頭頂部毛乳頭プロペシア
ザガーロ

という特徴を持っています。そのため、M字の薄毛や頭頂部の薄毛にはそれぞれ異なった対処法が必要です。

詳しくは以下の記事で解説をしています。

気になる部位当てはまる方はこの記事をチェック!
□M字ハゲの方【最新】M字ハゲは改善できる?原因と対策、治療におすすめのクリニックを徹底解説
□O字ハゲの方【最新】O字ハゲは改善できる?原因と対策、治療におすすめのクリニックを徹底解説
□U字ハゲの方【最新】U字ハゲは改善できる?原因と対策、治療におすすめのクリニックを徹底解説

AGAの原因は遺伝とストレスのどっち?遺伝の影響が大きいがストレスにも気をつけよう

黄色い背景に吹き出しではてなマーク

冒頭でもご説明した通り、AGAの原因として遺伝は大きな要因になるでしょう。以下に解説をしていきます。

5αリダクターゼの強さは遺伝する

これまでに何度も登場してきた5αリダクターゼ。もう一度おさらいをしましょう。

5αリダクターゼとは

酵素の一種で、男性ホルモンのテストステロンをDHT(ジヒドロテストロン)に変換させる力を持ちます。

DHTがAGAの諸悪の根源である脱毛因子「TGF-β」を生み出してしまうので、5αリダクターゼの働きを抑えることがAGA対策において重要です。

さて、遺伝によって受け継がれる要素のうちAGAに関連が深いものは以下の2点です。

  • 5αリダクターゼの活発度
  • 男性ホルモンレセプター(DHTと結びつくことで脱毛因子を生み出す)の感受性

つまり、AGAの最重要要素である脱毛因子「TGF-β」を生み出しやすいかどうかは遺伝によって大きく左右されるものなのです。

ハゲの遺伝する確率など、遺伝と薄毛の関係については「ハゲの遺伝する確率は?薄毛の遺伝について徹底解説」でも詳しく説明していますのでぜひご覧ください。

ストレスがきっかけで男性ホルモンに変化が起きる?

落ち込んでいる男性

AGAの原因には、ストレスが関わっているのではないかと言われています。

あなたは日頃から、ストレス溜めていませんか?ストレスが溜まると、自律神経のバランスが崩れてしまい、それによってホルモンバランスも乱れてしまいます。

ホルモンバランスが乱れると、男性ホルモンが過剰に分泌されるようになります。男性ホルモンはストレスに対して争う力があるため過剰に分泌されてしまうのです。

また、ストレスが溜まると、皮脂の分泌量が増えることになります。頭皮に分泌される皮脂の量が増えることで、頭皮環境がだんだん悪くなっていきます。

まだ確立した研究結果が出ているわけではありませんが、このように頭皮環境が悪くなることでDHTを生み出しやすくなると言われています。

ちなみに、頭皮環境が悪くなると頭皮の血流が悪くなり髪の毛に栄養成分が届きづらくなるということが考えられます。

このこともまだエビデンスが確立しているわけではありませんが、ストレスは溜めないほうが健康には良いのは間違いありません。日々の生活の中でしっかりとストレスコントールするといいでしょう。

AGAを誘発する5つの原因|チェックリストであなたの薄毛進行の可能性を診断しよう!

男性のお医者さん

AGAの原因について見てきました。その中でも、AGAを誘発する5つの原因をまとめたので改めてチェックしてみましょう。

  • 親や親戚に薄毛が多い
  • 偏った食事をしていることが多い
  • タバコを吸う、お酒をよく飲む
  • 定期的に運動をしていない
  • ストレスが多いと感じている

上記のチェックポイントで当てはまる項目が多かった方は、AGAを誘発してしまう可能性が高いといえます。詳しく見ていきましょう。

まず大きな要因である遺伝です。ご紹介したようにAGAになるかどうかは、「酵素の活性度の高さ」や「男性ホルモンレセプターの感受性の高さ」で変わります

ですから、薄毛の家系であればAGAを発症してしまう確率は高いと理解しておきましょう。

さらに見落としがちなのが、AGAの遺伝は父親からだけでなく、母親からも遺伝するということです。

これは母親がハゲているとかではなく、ホルモンの情報を強く受け取りやすいかというレセプター(感受性)の遺伝のことをいいます。

そのため、母親が強い男性ホルモンのレセプターで、それが遺伝していれば薄毛を発症しやすくなってしまいます。

AGAの遺伝は、父親と母親の両方の遺伝子が関わっていると理解しておきましょう。

続いて気をつけたいのが、ストレスや生活習慣です。ストレスが溜まると自律神経のバランスが崩れてしまい、それによってホルモンバランスも乱れてしまいます。

ホルモンバランスが乱れると、男性ホルモンが過剰に分泌されたり、血行不良や皮脂の分泌を増大させたりなどが起こります。

そのため、DHTの生成を助長したり、頭皮環境を悪化させることにつながり、AGAの発症率が高くなってしまうと言われています。

また、食事と喫煙や飲酒、運動不足にも要注意。特に、タバコは体内にニコチンが入ると、血管を収縮させるとともにビタミンCを破壊し、ビタミンEの吸収も阻害してしまいます。

そのため、頭皮に必要な栄養素が体に行き渡らなくなったり、髪の毛を作る、血行を促進するなどのビタミンの役割まで奪ってしまうのです。

また、アルコールを代謝している肝臓はビタミンやアミノ酸を作っている部分です。

これらの栄養素は髪を作るためにも欠かせないため、肝臓が弱ってしまえば栄養は行き渡らなくなりますし、血行も悪くなるなどの影響が出てきます。

COLUMN

女性もAGAになる?男性とは異なる特徴

抜け毛や薄毛など、髪の毛の問題は男性だけではありません。それは、女性も抜け毛や薄毛に悩まされていることです。特に、現在では女性用のウィッグなどのCMも多いですから、昔よりも薄毛の女性が多くなっていることが分かりますね。

ただ、女性の抜け毛や薄毛の症状は、AGAというのではなく女性FAGA【女性型男性型脱毛症】と呼ばれます。これは、AGAになってしまう原因は似たようなものではあるものの、症状が男性とは違うためです。

男性の場合は、AGAを発症すると生え際や頭頂部の毛が抜けるというのが特徴です。しかし、女性の場合は、びまん性脱毛症といって髪の毛自体が細くなってしまい、髪全体が薄くなるという特徴があります。

女性FAGAを発症するのは40代以降の方が多く、その理由は女性ホルモンが減少してしまい、男性ホルモンの影響を受けやすくなるからです。ただ、影響を受けるといっても男性ホルモンの量は少ないので、男性と症状は異なってくるわけですね。

ホルモン異常・ダイエット・甲状腺病気・出産など、男性よりも脱毛症の原因が多くあるため、AGAに比べて原因がわかりにくいのです。

AGAを治療したい!治療方法の種類は「内服薬」「外用薬」「植毛」が主な3種類

女性医師にカウンセリングを受け頭を気にする男性

AGAの治療方法には、クリニックで行う投薬と、皮膚科や美容クリニックで行う外科的治療があります。

治療費の相場を見てみましょう。

治療方法費用相場
内服薬3,000円~
外用薬5,000円~
植毛500,000円~

このように、AGAの治療では投薬が安い費用で行えることが分かります。

ただ、AGAの投薬効果が高いのはAGA治療の初期段階になるため、AGAがかなり進行してしまった方は植毛などの外科的な治療をしなければならない場合もあります。

ですから、AGAの発症を早い段階で発見することが大切!自分の髪に異変を感じたらすぐにクリニックを受診すれば、安い費用で大きな効果が期待できるんです。

3種類の治療法がどのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。

内服薬と効果|薄毛抑制と発毛効果がある

ED治療薬

AGAの治療で一般的なのが、内服薬での治療です。治療薬にはいろいろな種類がありますが、大きく分けて2つの効果があるものが使われています。

  • 薄毛抑制の内服薬
  • 発毛効果の内服薬

薄毛抑制というのは、脱毛因子である「TGF-β」の原因となるDHTの生成を阻害することです。テストステロンをDHTに変換させる酵素をブロックする働きのある薬を使用し、DHTが生成できないようにしていきます。脱毛因子が正常値になることで髪の成長期が整い、薄毛を解消していくことができます。

薄毛抑制の内服薬成分として有力なのが

  • フィナステリド
  • デュタステリド 

です。2つの成分の違いについて簡単にまとめます。

フィナステリドデュタステリド
特徴一般的にAGA治療の内服薬として使用されるフィナステリドで効果が出ない場合に使用される
働き5αリダクターゼⅡ型の働きを抑制5αリダクターゼⅠ・Ⅱ型の働きを抑制
効果頭頂部を中心とした抜け毛の防止頭頂部・前頭部の抜け毛の防止
製品名プロペシアザガーロ
副作用勃起不全 / 性欲減退 / 精子の減少 / 肝機能障害フィナステリドと同様だが強く現れる場合がある

また、発毛効果というのは、育毛とは異なります。育毛は今ある髪の毛を太く強くすることですが、発毛は髪の毛を新たに増やしていくことを意味します。

基本的にはミノキシジル成分を含んだミノタブと呼ばれるものが使われます。

ミノキシジル
特徴一般的な発毛促進剤としてAGAクリニックで処方される
働き血管拡張により毛乳頭細胞や毛母細胞へ酸素や栄養素が行き渡りやすくなる
効果頭皮の血行改善による発毛効果、および毛母細胞の細胞活性化
副作用低血圧 / 反射性高血圧 / 全身の多毛症 / まぶたのむくみ / 手足のむくみ / 頭痛 / めまい / 動悸 / 息切れ / 赤ら顔 / 勃起障害

外用薬の発毛剤|ミノキシジルが発毛を促進

ヘアケア

AGAの治療で、外用薬の使用も一般的です。ただ、外用薬は発毛剤としての補助効果を目的としているので、外用薬だけでの処方というのは少なく、内服薬と併用して治療していくというケースが多いです。

外用薬もいろいろな種類があるのですが、代表的なのはミノキシジルです。塗布するタイプのミノキシジルといえば、水谷豊さんがCMに出ているリアップが有名でしょう。

前述したようにミノキシジルには、血管を拡張する働きと毛母細胞を活性化する働きがあります。内服薬でも血管拡張剤は使われますが、外用薬で外からも血流を改善できれば、より発毛を促し強い髪を育てていくことができるのです。

ただ、外用薬はAGAの原因となるDHTを抑制する力はないので、内服薬とともに使用することで、高い効果を実感できます。

AGA治療薬については、AGAの治療薬の種類は?プロペシア・ザガーロ・ミノキシジル。自分にあった治療セットで薄毛改善で詳しく解説しています。

専門病院で植毛をしてもらう|AGA対策するなら自毛植毛がおすすめ

医師のカウンセリングを受ける男性

AGAの治療には、植毛も有効です。植毛は、現在とても発達していて、AGAクリニックや皮膚科、美容クリニックで行えます。特に人気なのが自毛植毛で、自分の髪を植毛していくため違和感がありませんし、一度定着すれば他の髪と同じように成長してくれるというメリットがあります。

ただ、植毛は1本ずつ手作業で行われるため、とても高額になってしまいます。平均でも80万円以上はかかるといわれているので、なかなか簡単にチャレンジできる金額ではないんですね。

また、人工毛の植毛の場合、拒絶反応が起きる心配もあります。何より、人口植毛はAGAの根本的な治療ではないので、そもそもの毛の総量は変わらないと理解しておきましょう。

植毛は、内服薬では効果がないと医師に判断された時点で選択する最終手段と考える方が多いようです。

植毛の種類や詳しい費用相場、メリット・デメリットについては「植毛とは?増毛とは何が違う?」の記事でも詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。

COLUMN

AGAの発症年齢は?進行度で治療法は変わる

AGAは、50代以上の人がなりやすいというイメージを持っている方が多いですよね。確かに、おじさんを見るとハゲている割合が高いように思えますが、実際は、年齢に関係なく、10代でAGAを発症してしまう方もいるんです。

そのため、AGAはいつどんな年齢でも発症率する可能性があると考えておくのがいいでしょう。ただ、最も注意したい年齢は40代以上!この年代は、生活が不規則でストレスも多いですから、余計にAGAの発症率が高くなる年齢といえます。

また、AGAは進行性のため、発症しまえば自然に治ることはありません。さらに、早く気付いて治療すれば完治する可能性も非常に高くなります。

進行すればするほど投薬だけでの治療では効果が見込めず、外科的な治療法しか改善できる方法はなくなってしまうので、いかに早くAGAの発症を発見し治療を開始するかが重要です。

AGAは若いからならないという考え方は捨て、常に髪の変化を見逃さないように過ごすことを意識してくださいね。

AGA治療にかかる期間と費用は?一覧表で紹介

親指を立てるスーツの男性

AGAの治療法は3つあるとご紹介しましたが、治療期間にはそれぞれ違いがあります。

 治療期間費用
内服薬6カ月~1年3,000円~
(薬の種類やクリニックなどによって違いあり)
外用薬6カ月以上5,000円~
(種類・クリニック・市販品などで違いあり)
植毛1日(量による)
1~2週間の経過観察あり
その後6ヶ月〜Ⅰ年で定着
500,000~2,000,000円
(自毛・人工毛・量などで違いあり)

このように、AGA治療の期間は内服薬や外用薬の場合は、6ヶ月は継続する必要があります。6ヶ月と聞くと長く感じるかもしれませんが、前述したヘアサイクルを考慮すると少しでも早く始めたいですよね。

治療期間中はAGAを発症して髪が抜けたり成長できない期間を元の正常なヘアサイクルに戻していくため、治療を開始したら毎日しっかりと治療薬を服用する必要があります。

内服薬の費用面では、ジェネリックもあるため、処方してもらえるクリニックであれば、とても安価な価格で治療を続けることが可能です。外用薬も、種類などで料金が違うので、なるべく費用を抑えたい場合は、医師に相談してみるといいでしょう。

反対に外科的治療となる植毛は、治療期間が植毛する量などによって違いはあるものの施術自体は1日で完了してしまうことが多いです。そのため、薄毛の状態を今すぐに解消したいと考える方にとって有効です。

自毛か人工毛かで費用の差に違いがありますが、AGAを治療したい場合は自毛植毛一択でいいでしょう。

費用は病院によってちがう|保険は使えないので注意

バツ 吹き出し

AGAの治療には費用がかかりますが、これは、クリニックによって違ってきてしまいます。なぜならAGAは保険が適用されず自由診療になるので、クリニックでそれぞれ料金が違ってしまうからです。

クリニック「抑える」治療「増やす」治療
AGAヘアクリニック 5,500円18,000円~
AGAスキンクリニック 5,280円38,500円~
G.グリーンクリニック 3,000円9,000円

そのため、AGA治療で同じ薬を使用しても、費用はバラバラ…。ですから、クリニック選び次第では高額になったりすることもあります。

ただ、ホームページなどでもしっかりクリニックの内容を確認してから決めることができます。どんな診療内容で、どのような薬を使用するか、薬の料金はいくらなのかが明記されていますから、選択する際はしっかり確認するようにしましょう。

ほとんどのクリニックでは、無料カウンセリングを行っているので、自分に合っているかどうかを確認するためにも、何院か巡ってみるのがおすすめです。

AGAクリニック選びに迷っている方は「AGAクリニックおすすめ人気ランキング2020全国版!」で病院の選び方、実際におすすめのAGAクリニックを紹介しているので合わせてご覧ください。

効果が出始める期間は半年から!定期的な治療も大切

ポイントと書いてある看板

AGAの治療は、投薬で始めた際は最低でも半年ほどの期間を継続する必要があります。

また、AGAは進行性なので、効果を実感したからといって投薬を中止することはできません。

なぜなら、せっかくDHTが抑制され毛周期が改善されても、薬の服用を中止すると、またDHTが生成されてしまうからです。

そのため、AGAを発症してしまったら、投薬は継続的に行っていくと考えておくといいでしょう。

ただ、薬の効果の出方は個人差があるため、劇的にAGAが改善される方もいます。その際は、薬を服用しなくてもよくなる場合もありますから、医師の判断に従うのが大切です。

AGAの治療経過については「【写真と経過】AGA治療の効果を1ヶ月目・2ヶ月目・3ヶ月目…と1年間に渡り記録!」の記事で体験談と合わせて解説しています。

COLUMN

初期段階の方がAGAは改善しやすい?

昨日まであった髪がいきなりなくなれば大騒ぎになりますが、ゆっくりじっくり少なくなってくると、AGAかも…と自覚するまで時間がかかってしまいますよね。

ただ、この変化をいつ気付くかがとても重要!何かが違うと分かった時が早ければ早いほど、AGAの進行を止めてフサフサの髪を維持できるようになるんです。

AGA投薬治療は年齢に関係なく、初期段階で治療をすれば60歳までなら回復力に年齢は関係ありません。

大阪大学の医師の例では、50歳からAGAの投薬治療を始めて、10年間結果を出し改善しています。

少しでも気になったら一度診療に行くことが大切です。

副作用はあるの?薬の種類によって発現率も異なる

前髪をわけて指で抑える男性

AGAの治療で薬を使用すると、副作用があるのかが気になりますよね。実際、副作用は内服薬、外用薬ともに報告されています。その症状は、男性機能の低下やかゆみやアレルギーなどが主に挙げられます。

ただ、これらの症状は1.0%前後と多いわけではありません。つまり、AGAの治療薬といっても、一般的に病院から処方される薬と同じで、副作用の危険はあるというだけなのです。

そのため、服用して何か異変が出た場合は直ちに医師に報告することが必要です。AGAの治療薬は海外からの個人輸入サイトでも販売されていて、どうにか安い費用で治そうという考えで購入している方もいますが、偽物の報告が多く副作用発生時に医師が対応できないため、絶対に止めましょう。

それでは、一般的に使用率の多いAGA治療薬の副作用を詳しくご紹介します。

副作用は3~10%の確率で起きる|ザガーロは効果も高いが副作用も強い

背中を向けてベットに横たわる男女

AGAの治療薬で、ザガーロはⅠ型・Ⅱ型両方の5αリダクターゼをブロックする効果があります。継続して服用すると、発毛を促し太くて強い毛を増やしてくれるので、多くの方が利用している薬です。

ザガーロの主な副作用は男性機能への影響で、勃起不全や性欲減退などが挙げられます。この確率は最大で10%ほどでプロペシアに比べると10倍程度となっています。AGAの治療をして男性機能が弱くなるのは怖いと感じる方もいるかもしれませんね。

ただ、10%というのは、医薬品の副作用でいえばとても少ない確率なんです。どんな薬でも効果があるとともに副作用もありますから、AGAの薬だからと考える必要はありません。

安全が確認された薬だからこそ処方されるのですから、心配しすぎずに服用しましょう。でも、何か異常を感じた場合はすぐに医師に相談してください。

プロペシアやミノタブの副作用は低確率|0.5~3%

AGA治療により体毛が濃くなった手の甲

AGAの治療薬で最も多く使用されるのが、プロペシアミノタブです。プロペシアはⅡ型の5αリダクターゼを抑える効果があるため、抜け毛を防止し髪を育てていくことができます。また、ミノタブは血行を促進する効果があるので、発毛を促すことができます。

2つの薬は効果が違うため併用されることも多いのですが、プロペシアの主な副作用は、勃起不全や性欲減退など男性機能への影響で、ミノタブの主な副作用はまぶたのむくみや動悸、発汗、多毛症などが挙げられます。

どちらも副作用の確率は0.5~3%ほどというかなりの低さです。

といっても、体調などで異変を感じる時もありますから、気になった時はすぐに医師に相談してください。

「AGA治療の副作用|治療薬の種類、症状別の副作用と発現確率まとめ」で詳しい副作用の発現率なども紹介しているので目を通しておくといいでしょう。

まとめ:自分にあった治療法は?AGAは専門病院で治療できる

女性からカウンセリングを受ける男性

AGAになってしまう原因やメカニズム、治療法などについてご紹介しました。男性ホルモンによる脱毛因子の発生がAGAの諸悪の根源で、年齢に関係なく男性であれば誰でもAGAになるリスクがあるとお分かりいただけたでしょう。

そして、AGAを誘発しやすい原因は、遺伝やストレス、生活習慣などが関係していましたね。そのため、AGAを発症させないようにするためには、生活スタイルの見直しをすることが大切です。

ただ、いくら気を付けていてもAGAになってしまうこともあります。「自分はAGAじゃない!」と思いたい気持ちになるのは当然ですが、髪に異変を感じていても、気付かないふりをして過ごせば、ハゲの道へ進んでいくだけです。

現在はAGAの研究が進んでいるので、不安があるならAGAのクリニックで無料カウンセリングを受けてみましょう。特に、AGAヘアクリニックAGAスキンクリニックは業界内でも実績が豊富で費用も抑えめなので、安心して治療を勧められますよ。

「あの時、行って良かった」となるか、「あの時、行っておけば良かった…」となるかは、あなたの行動次第です。ちょっとの勇気を出せば、大切な髪をずっと守ることができますよ。

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