ビワ葉エキスとは?
ビワ葉エキスは、ビワの葉から抽出したエキスです。
ビワ | バラ科ビワ属 |
主な成分 | クエン酸・リンゴ酸 アミグダリン他 |
ビワ葉エキス|作用
ビワは果実から葉まで多様な作用をする植物として、薬剤・美容・健康酒に多く使用されています。
植物由来の成分は、古くから「肌を引き締める」美容液に含まれることが多くあります。
育毛剤では、頭皮の炎症を抑え皮膚を整える作用があるため配合しています。
【ビワ葉エキスの主な作用】
- 抗炎症作用
- 抗菌作用
- 抗酸化作用
- DNAダメージ改善
頭皮の調整をする成分は、頭皮に浸透すると他の作用をする可能性はありますが、確認できない点も多くあります。
下記、人の試験における根拠がない説明には注意しましょう。
ビワ葉エキスの作用には、下記にある根拠がない説明があります。
- ヘアサイクル遺伝子の調整作用
- 毛乳頭細胞増殖促進作用
- 抗男性ホルモン作用(テストステロン5α-リダクターゼ活性阻害)
抗男性ホルモン阻害という作用があれば、AGA治療薬として認可されるはずです。
また、ビワの葉エキスには、アミグダリン物質に解毒作用があり、解毒作用がカユミを止める効能として働きます。
この解毒作用から、アミグダリンが「がんの抑制」をする説明もあります。
しかし「がんの抑制作用」は全くなく、根拠がない説明をする場合もあるのです。
科学的データを根拠としている育毛剤メーカーは多くあります。
しかし、人に対しておこなった試験データは「3カ月・6カ月」が通常おこなう期間ですが、試験データがない成分も多くあります。
ビワ葉エキス|育毛・効能
ビワ葉エキスは、化粧品としても肌にハリを与える作用で有名な成分です。
紫外線でダメージを受けた頭皮や緩くなった毛穴を引き締める作用が中心です。
【ビワ葉エキスの効能】
- 皮膚を整える
- 皮膚を引き締める
- 頭皮の炎症を抑える・カユミを止める
毛髪に直接関係する効能は低く、むしろ頭皮環境を整える効能で毛穴をしっかり引き締め抜け毛予防をする成分といえるでしょう。
ビワ葉エキスの作用にあるように、育毛に関連する効能も同じく「人による試験データ」に根拠が乏しい成分といえます。
ヘアサイクルを調整する作用AGAの元になる5αリダクターゼやテストステロンの活性を阻害する効能も、ほとんどないといえるでしょう。
ビワ葉エキスによくある質問
Q.ビワの葉エキスは危険じゃないの?
A.自然由来の成分なので安全性は高いです。
しかし過剰摂取は危険ですので、容量を守って服用するようにしましょう。
Q.ビワの葉エキスの頭皮への使い方は?
A.ビワの葉エキス配合のシャンプー・トリートメントがおすすめです。
ビワの葉エキスを直接頭皮に塗布する場合はパッチテストを行い、アレルギーが無いことを確認すると良いでしょう。
まとめ
ビワ葉エキスは、「美容液や頭皮の調整」によく使用される成分です。
ビワ葉エキスの働きは、頭皮の皮膚調整に大きく役立つ成分でもあります。
「弱った頭皮・毛穴の緩み・頭皮の炎症を抑制する」作用をメインに捉えると良いでしょう。
ところが、多様性があるために根拠のない作用や効能を説明している場合もあります。
成分の信用性が高いと見せかける説明は多くありますから、疑問に思う作用や効能があれば、他のサイトで「必要な成分」を調べてみましょう。
A.自然由来の成分なので安全性は高いです。
しかし過剰摂取は危険ですので、容量を守って服用するようにしましょう。
A.ビワの葉エキス配合のシャンプー・トリートメントがおすすめです。
ビワの葉エキスを直接頭皮に塗布する場合はパッチテストを行い、アレルギーが無いことを確認すると良いでしょう。