「抜け毛の原因になる食べ物はある?」
「薄毛・AGA対策ができる栄養素や食材は?」
毎日口にしている食材が髪に与える影響は、果たしてあるのでしょうか。
結論から言うと、食事改善はAGA(男性型脱毛症)予防・薄毛対策に効果的です。
育毛シャンプーやサプリの摂取に比べて効果を実感するまでの時間はかかるものの、長い目で見て薄毛・脱毛に負けない頭皮や髪の毛作りをすることができます。
また、AGAの予防として育毛シャンプーや育毛剤を使っている方や、クリニックで治療を受けている方は、食べ物にも気を使うことで、よりその効果を実感しやすくなるのです。
「AGAの予防に良い食べ物は何?」という方のために、この記事ではAGA予防に必要な栄養素や、それを含む食べ物などを詳しく解説していきます。
【更新情報】
「Q&A」に次の設問を追加しました(2022年5月17日)
なお、薄毛治療の全体像について把握したい方は「【最前線】薄毛治療の種類や薬まとめ!抜け毛が気になるなら知りたい薄毛治療の費用と効果」に目を通しておくことをおすすめします。
菊池真由子(きくち まゆこ)
- 管理栄養士
- 健康運動指導士
- NR・サプリメントアドバイザー
- 日本オンラインカウンセリング協会認定上級オンラインカウンセラー
ダイエットや生活習慣病の対策をはじめ、運動療法や介護の相談など、幅広い分野でご活躍。
オリジナルダイエット法である「ブログdeダイエット」はTV番組「主治医が見つかる診療所」でも紹介。
菊池真由子さんの公式サイトはこちら
目次
食べ物でAGA予防はできるの?頭皮環境を整え薄毛・脱毛のリスクを減らす
AGA予防における食事改善の目的は、頭皮環境を健康に保つことによる薄毛や脱毛の危険性を減らすことです。
AGAの主な原因となる男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)への直接的なアプローチはできないため、既に発症してしまっているAGAを改善する効果は見込めません。
しかし、生活習慣の乱れなど後天的なものが原因で起こりうるAGAを防ぐことができます。
健康的な髪の毛を作るためにはたんぱく質や亜鉛、頭皮環境を整えるためにはビタミンなどの栄養素が必要です。しかし、これらの栄養素はシャンプーや育毛剤など外から取り入れることは難しいのが事実。
また髪の毛を作る際には、たんぱく質の1種である必須アミノ酸が欠かせません。しかし、必須アミノ酸は体内で生成されないため、食べ物などで外部から積極的に摂取する必要があります。
そのため、AGAの予防で育毛シャンプーや育毛剤を使っていても、食事で体の内側からもAGA対策をすることが大事なのです。
そもそもAGAは何が原因で起こるの?という方はこちらの記事をご覧ください。
「AGAの原因と対策|若ハゲのメカニズムは遺伝とホルモンバランスが要因って本当?」
薄毛・脱毛の予防に効く食べ物は?たんぱく質や亜鉛・ビタミンを含む食材を選ぼう
薄毛や脱毛などAGA予防に効果の高い食べ物は、主に以下3つの栄養素を含むものです。
- たんぱく質
- 亜鉛
- ビタミン
これらは、髪の毛の生成や健康的な頭皮環境の維持に必要な栄養素です。たんぱく質は髪の毛の原料になり、ビタミンAやB2などのビタミン類は髪の毛を作る過程で必要な栄養素の生成をサポートしてくれます。
ここでは、これらの栄養素の役割について具体的に説明していきます。
たんぱく質の働きは?ケラチンというたんぱく質が髪の毛の主成分
たんぱく質は、髪の毛を作る上で不可欠な栄養素です。髪の毛も、たんぱく質の1種であるケラチンという成分から構成されています。
体内に摂取されたたんぱく質は、基本的に人体の活動に重要な部位へ優先的に使われます。髪の毛はその優先度が低く、たんぱく質が不足すると栄養が髪の毛に行く前に尽きてしまい、髪の毛の生成が十分に行われません。
そのため、たんぱく質は意識してたくさん摂取することが、太く強く健康的な髪の毛作りに繋がります。
たんぱく質が含まれる食べ物は、肉類や魚、大豆などです。しかし、鶏肉の皮、バラ肉、ひき肉には脂質も多く含まれており、食べ過ぎると脂質の過剰摂取で皮脂分泌が増え、頭皮環境の悪化を招く可能性があるため要注意。
AGAを予防するなら、ロースやヒレなどの赤身、ささみなど、たんぱく質が豊富で脂質の少ない食べ物がおすすめです。
たんぱく質を多く含む食べ物
肉類(牛・豚・鶏肉など)
魚
卵
大豆・大豆製品(納豆・豆乳・厚揚げ・高野豆腐など)
牛乳 など
亜鉛のはたらきは?ケラチンの生成を促す!不足しやすいため意識的な摂取が必要
亜鉛は人間の体に不可欠なミネラルの1種。たんぱく質の代謝を促進するため、ケラチンの生成を促して髪の毛作りをサポートしてくれる栄養素です。
しかし、亜鉛は日常的な食事では摂取しにくいというデメリットがあります。とは言え、逆に摂取しすぎると腹痛や嘔吐などの症状が出ることもあるため、1日の摂取量(30mg)を守りましょう。
亜鉛を多く含む食材
牡蠣・ホタテ貝
レバー・牛肩赤身・牛もも赤身・豚肩ロース赤身・豚もも赤身
アーモンド・カシューナッツ・ピーナッツ など
ビタミンのはたらきは?育毛発毛サポート&頭皮環境の改善
「体に良い」と、何かと名前があがるビタミン。もちろん、AGA予防にも有効です。
ビタミンの中でも育毛や発毛に有効に働いてくれるものが「ビタミンB群」「ビタミンA」「ビタミンE」「ビタミンC」。
ビタミンAはベータカロテンからも体内で作られます。ベータカロテンが豊富な野菜が緑黄色野菜と呼ばれるもので、にんじん、ほうれん草、ピーマン、モロヘイヤ、トマトなどが代表です。
以下から、それぞれのビタミンの役割について詳しく解説していきます。
ビタミンB群は頭皮と髪の毛の健康を保つ
ビタミンB群の中でも、ビタミンB1、B2、B6が皮膚や粘膜の生まれ変わりに重要で、たんぱく質が作られる過程でも使われます。
しっかりと摂取すれば、頭皮のターンオーバー(新陳代謝)を正常に保つことができ、健康的な頭皮へと導いてくれるだけでなく、元気な髪の毛を作るサポートをしてくれるのです。
ビタミンAを多く含む食材
にんじん
ほうれん草
トマト
うなぎ など
ベータカロテンが豊富な野菜が緑黄色野菜と呼ばれるもの。
にんじん、ほうれん草、ピーマン、モロヘイヤ、トマトなどです。
緑黄色野菜はカロテンを可食部100g中に600マイクログラム(600μg)以上含む野菜の総称。カロテン類だけではなく、ビタミンCも豊富に含まれ、ほかにビタミンK・葉酸・ミネラルなどを多く含んでいます。
緑黄色野菜には簡単な見分け方があります。外側の皮の色が濃く、切った断面の色も濃いものが緑黄色野菜です
たとえばかぼちゃは外側の皮が濃い緑色、断面は濃いオレンジ色です。
一方なすは外側は濃い紫色ですが、断面は白色なので、緑黄色野菜ではなく「そのほかの野菜」です。ここでは緑黄色野菜をおすすめしていますが、全身の健康のためにはそのほかの野菜も重要です。
ビタミンCは発毛と密接な関わりがある
頭皮に限らず、肌の健康を保つには肌がしっかりと保湿されていることが重要です。肌の保湿に欠かせないものがコラーゲン。スキンケアに気を遣っている方は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ビタミンCは、この肌の弾力や潤いに関わるコラーゲンを作るために必要な栄養素です。
ちなみに、2016年に東京医科歯科大学難治疾患研究所が「17型コラーゲン」という物質が毛包細胞に作用するといった研究結果を発表しましたが、「17型コラーゲン」は通常のコラーゲンと異なるもの。コラーゲンを食物から摂取したり頭皮に塗ることで薄毛改善の効果があるということはありません。
ビタミンCを多く含む食べ物
いちご
オレンジなど柑橘系の果物
キウイ・柿 など
ビタミンEは頭皮の血行を促進
ビタミンEは、頭皮の血行を促進する働きがあります。
一般的に、頭皮の血行が悪いと抜け毛のリスクが高くなると言われています。頭皮が硬くなり、発毛をつかさどる毛母細胞に栄養が届きにくくなってしまうからです。
単純な栄養不足の他に、睡眠不足やストレス、冷えなども頭皮の血行を悪くする原因になります。そのため、食事から積極的にビタミンEを摂り、髪の毛と頭皮の健康を守りましょう。
ビタミンEを多く含む食べ物
アーモンドなどナッツ類
アボカド・モロヘイヤ・かぼちゃ
植物油 など
「わかめを食べると髪の毛が伸びる」という話を聞いたことがあると思います。
見た目が髪の毛に似ているだけで根拠はない、と言われていたりもしますが、実際にわかめは本当に髪の毛にいいのです。
その理由は、わかめなどの海藻類に豊富なミネラルと呼ばれる、カルシウムやヨード、マグネシウムなどの成分にあります。
- カルシウム…髪の毛の黒色を担うメラニンを生成するメラノサイトを活性化させ、黒くツヤのある髪の毛作りをサポートする
- ヨード…髪の毛を作る毛母細胞の働きを活性化してくれる
- マグネシウム…タンパク質の代謝に働いて、髪が作られるのを助ける
わかめは、味噌汁やサラダなど簡単な調理ですぐに食べられるため、ぜひ積極的に食事へ取り入れてみてください。
AGA予防にいいメニューは?コンビニで買えるおすすめ商品5選
「AGA予防に良い食べ物はわかったけど、料理で取り入れることは難しそう……」という方のために、コンビニで購入できるAGA予防の食べ物をご紹介します。
私は料理が得意ではなく時間がかかってしまうため、AGA予防のコンビニ商品にはとてもお世話になっています。
料理が苦手な方や、仕事が忙しく自炊に時間がかけられない方は、ぜひ参考にしてください。
納豆で簡単イソフラボンを摂取
大豆からできている納豆には、イソフラボンが豊富に含まれています。このイソフラボンには亜鉛と同じく、AGAの大きな原因となる5αリダクターゼ酵素を抑制する働きがあるそうです。
イソフラボンの1日の摂取量目安は70mgほど。納豆1パックに約30mgのイソフラボンが含まれているため、1日1パック〜2パックを食べられると良いでしょう。
テレビでも紹介!いわし缶は薄毛改善の救世主
過去にテレビ番組でも取り上げられ、薄毛に良いと話題になったいわし缶。いわしに含まれるEPAにその秘密があります。
EPAは動脈硬化を改善する医薬品にも用いられる成分です。血管をしなやかにして血流を良くする働きがあり、頭皮の毛細血管の隅々まで栄養を行き渡りやすくしてくれます。結果として、薄毛の改善に繋がります。
何よりものポイントは、生いわしではなくいわし缶であること。水揚げ直後に真空保存されて作られたいわし缶には、生いわしに対して水煮缶は約1.5倍、味付き缶と比較すると約1.8倍のEPAが含まれています。
今日の帰りにさっそく買って帰りたいメニューですね。
サラダチキンは低脂質で高たんぱく
サラダチキンは、高たんぱくなことはもちろん、鶏むね肉のため肉類の中でも低脂質な食材。まさにAGA予防にピッタリです。
小さく切って生野菜とあえれば、ビタミンも一緒に摂取できる豪華で簡単なAGA予防メニューができます。
薄毛・脱毛に気を遣いながらもボリュームのある食事をしたいときは、サラダチキンを選べば間違いないでしょう。
バナナはヨーグルトや牛乳と一緒がおすすめ
コンビニの冷蔵エリアでさりげなく置かれているバナナ。バナナもAGA予防に有効な食べ物として侮れません。
バナナには、ビタミンB6やセロトニンの原料になるトリプトファンが含まれています。
セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、うつ対策にも用いられている成分です。AGAの原因の1つであるストレスを軽減してくれる働きがあります。
ビタミンB6はたんぱく質の吸収を助ける働きがあります。そのため、手軽にたんぱく質を摂れるヨーグルトや牛乳と合わせて、時間のない朝などに食べるのがおすすめです。
ナッツ類(アーモンド・くるみなど)はミネラルが豊富
「AGA予防にナッツ?」と思う方もいるでしょう。意外にもナッツ類は、AGA予防に有効な栄養素をたくさん含んでいるのです。
ナッツ類から摂取できる栄養素は、ビタミンEのほか、マグネシウム、亜鉛、カルシウムなどのミネラル。
どれも食材からは摂取しにくい栄養素のため「たくさん食べよう」と思うかもしれません。しかし、市販のナッツは油に通されていて脂質を含んでいる場合もあるため、脂質の過剰摂取にならないよう食べ過ぎには注意が必要です。
AGA予防メニューは自炊できる?簡単おすすめメニュー3選
「やっぱり食事は自分で作りたい!」という自炊派の方に、簡単に作れるおすすめのAGA予防メニューをご紹介します。
簡単に作れるものばかりのため、自炊に挑戦したい一人暮らしの方にもおすすめです。
サラダチキンと海藻のサラダ|バランスよく育毛発毛にアプローチ!
たんぱく質とミネラルたっぷりの海藻だけで作れるサラダです。
髪の毛の元となるたんぱく質と、その生成をサポートするミネラルが一緒に摂れる完璧な組み合わせ。
海藻を水で戻し、サラダチキンと一緒に盛り付けるだけで出来上がり!あとはお好みのドレッシングをかけるだけ。
冷たいサラダが苦手な方は、ラップをして1分ほどレンジで温め、温サラダとして食べるといいでしょう。
ゆで卵|AGA予防に適した栄養素がバランスよく摂れる
卵には、髪の毛を作るために必要な栄養素の大部分が含まれています。
特に、卵黄に含まれるビオチンは、髪の毛を構成するケラチンの代謝を促進するため、育毛効果が高いと注目されています。
用意するものは卵だけ。卵が浸かるくらいの水を鍋に入れて火にかけ、沸騰してから10〜15分ほど煮て出来上がり。
コンビニやスーパーで販売されている温泉卵も手軽で便利です。週末に作り置きしておきたい、AGA予防メニューです。
ネギと鯖缶の蒸し煮|育毛にいいスピードメニュー!
簡単ながらも手の込んだふうに作れるメニューが、ネギと鯖缶の蒸し煮です。
鯖には、いわしと同じく頭皮の血行促進をサポートするEPAが多く含まれています。一方、ネギには、頭皮トラブルに良いビタミンAや頭皮の健康に働きかけるビタミンCが豊富。AGA予防のためには毎日でも食べたい一品です。
食事でAGA予防する際に注意することは?過剰な栄養摂取は逆効果の可能性も
ここまで、AGA予防に良い食べ物や栄養素について説明してきました。だからと言って、食べ過ぎると逆に髪の毛や頭皮に悪影響を及ぼす食材もあります。
例えば、髪の毛を作るたんぱく質は、肉類から摂取することができます。しかし、肉類には脂質も多く、摂りすぎると皮脂分泌が増えてしまい、毛穴詰まりなど頭皮トラブルに繋がることも。
また、亜鉛は過剰に摂取すると下痢や吐き気、嘔吐などの亜鉛中毒を引き起こす可能性があります。
AGA予防に良い食べ物だからと、食べ過ぎたり、それしか食べなくなったりすることは、食事バランスの偏りになってしまいます。必要な栄養素を過剰摂取することなくまんべんなく摂っていくことが、AGA予防には一番です。
Q&A|AGA予防の食事に関する疑問の声を集めてみた
前述のように、食事管理はAGA予防に効果を発揮します。
そこで、AGA予防の食事に関する疑問の声を集めたので、答えていきます。
Q.髪の毛に良い食べ物は?
髪の毛に必要な栄養素ごとの食べ物を紹介していきます。
- 髪をつくる成分である「たんぱく質」
肉類、大豆製品、乳製品など - たんぱく質の合成をしてくれる「亜鉛」
牡蠣、煮干し、ほたてなど - 頭皮環境を整えるのに役立つ「ビタミン類」
緑黄色野菜、柑橘類、レバーなど - 身体に栄養を吸収させる、栄養を運ぶ作用がある「ミネラル」
藻類、大豆製品、スルメなど - 血液をサラサラにする働きがある「オメガ3脂肪酸」
サバ、サンマ、くるみなど
上記の食べ物をバランスよく摂ることで、薄毛や抜け毛の防止、育毛につながります。
Q.髪の毛に良い飲み物は?
豆乳と緑茶がおすすめです。豆乳に含まれる「イソフラボン・レシチン・サポニン」には、男性ホルモンを抑えて、血液をサラサラにする効果があります。緑茶には「緑茶カテキン」が含まれており、頭皮の抗酸化作用があります。特に、豆乳にはタンパク質も含まれているため、育毛にはぴったりです。
コーヒーなどに含まれるカフェインには血行促進の効果があります。ただし、同時に交感神経を活性化させ、睡眠の質の低下や皮脂分泌が増えてしまうので飲みすぎには気をつけましょう。
Q.髪の毛に悪い食べ物は?
以下の食べ物の摂りすぎには注意が必要です。
- 揚げ物
- 塩分の高い食べ物
- ファストフード
- インスタント食品
揚げ物や塩分の高い食べ物は、摂りすぎると血行が悪くなります。それにより髪の毛に十分な栄養が届かなくなり、髪の毛が細くなる可能性があります。ファストフードやインスタント食品は、AGAの原因であるホルモンバランスの崩れに影響するので、必要以上に摂らないよう心掛けましょう。
AGAを食べ物で予防するなら?三大栄養素を中心にバランスのいい食事をとろう
薄毛・脱毛予防には、AGAに効果的な三大栄養素であるたんぱく質・亜鉛・ビタミンを積極的に摂っていくことが重要です。
AGAの予防に良い三大栄養素まとめ
・たんぱく質・・・髪の毛を構成するケラチンや必須アミノ酸の供給源
・亜鉛・・・AGAの原因となる男性ホルモンの生成を抑制し、髪の毛の元となるたんぱく質作りをサポートする
・ビタミン類・・・頭皮のコンディションを良くし、はげや脱毛を予防する
食べるもののバランスが偏ってしまうと、栄養の過剰摂取により頭皮に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、三大栄養素を主軸としてバランスの良い食事を心がけましょう。
仕事が忙しかったり自炊が苦手だったり食事に気を遣う余裕がないと、亜鉛や各種ビタミンなどの栄養を食事から摂取することは難しいですよね。
その場合は、サプリメントでの栄養摂取も検討してみましょう。
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▼参考サイト
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髪の毛に必要な栄養素ごとの食べ物を紹介していきます。
・髪をつくる成分である「たんぱく質」
肉類、大豆製品、乳製品など
・たんぱく質の合成をしてくれる「亜鉛」
牡蠣、煮干し、ほたてなど
・頭皮環境を整えるのに役立つ「ビタミン類」
緑黄色野菜、柑橘類、レバーなど
・身体に栄養を吸収させる、栄養を運ぶ作用がある「ミネラル」
藻類、大豆製品、スルメなど
・血液をサラサラにする働きがある「オメガ3脂肪酸」
サバ、サンマ、くるみなど
上記の食べ物をバランスよく摂ることで、薄毛や抜け毛の防止、育毛につながります。
豆乳と緑茶がおすすめです。豆乳に含まれる「イソフラボン・レシチン・サポニン」には、男性ホルモンを抑えて、血液をサラサラにする効果があります。緑茶には「緑茶カテキン」が含まれており、頭皮の抗酸化作用があります。特に、豆乳にはタンパク質も含まれているため、育毛にはぴったりです。
コーヒーなどに含まれるカフェインには血行促進の効果があります。ただし、同時に交感神経を活性化させ、睡眠の質の低下や皮脂分泌が増えてしまうので飲みすぎには気をつけましょう。
以下の食べ物の摂りすぎには注意が必要です。
・揚げ物
・塩分の高い食べ物
・ファストフード
・インスタント食品
揚げ物や塩分の高い食べ物は、摂りすぎると血行が悪くなります。それにより髪の毛に十分な栄養が届かなくなり、髪の毛が細くなる可能性があります。ファストフードやインスタント食品は、AGAの原因であるホルモンバランスの崩れに影響するので、必要以上に摂らないよう心掛けましょう。