「育毛剤を使い始めたけど、なかなか効果が出ない」
「育毛剤の効果を最大限に引き出せる使い方を知りたい!」
育毛剤を使い始めたけど、ちゃんと効果が出るか不安…という方もいるでしょう。育毛剤は正しく使わないと、効果が十分に発揮されません。
そこで今回は、育毛剤の効果的な使い方をご紹介。
この記事を読めば、育毛剤の正しい使い方が分かり、効果的に薄毛対策ができます!
【更新情報】
「よくある質問」に次の設問を追加しました(2022年8月18日)
目次
育毛剤をつけるタイミングはお風呂上がりのドライヤー後|濡れたままではなく乾かすのが重要
育毛剤をつけるベストなタイミングは「お風呂上がりのドライヤー後」です。
頭皮に汚れがない清潔な状態の方が、有効成分は効率よく浸透します。
また、シャンプーした後はドライヤーで髪を乾かすのが重要。髪が濡れた状態だと、育毛に有効な成分が流れてしまうからです。
先にドライヤーで髪を乾かし、育毛剤をつけるようにしましょう。
育毛剤の正しい使い方|6つの手順で効果アップ
育毛剤の効果を最大限に引き出す手順は次のとおり。
1. シャンプーで頭皮の汚れを落とす
2. 少し水分を残してドライヤーで髪を乾かす
3. つける箇所に分け目を作る
4. 分け目に沿って適量の育毛剤をつける
5. 1〜2分の浸透時間をおく
6. 軽く頭皮マッサージをする
上記の順番でケアすれば、成分をしっかりと浸透させることができ、効果も実感しやすくなります。
【手順①】シャンプーで頭皮の汚れを落とす
有効成分をしっかりと浸透させるために、事前にシャンプーをしておきます。
シャンプーの際は、指の腹で頭皮を優しく洗うのがポイントです。爪を立ててゴシゴシ洗うのは、頭皮トラブルの原因になるので絶対にやめましょう。
シャンプーの手順は次のとおり。
1. 髪をブラッシング(男性もブラッシングは必要!)
2. ぬるま湯で頭皮全体の汚れを落とす
3. シャンプーを適量手に取り泡立てる
4. 指の腹を使って生え際から頭頂部にかけてやさしく洗う
5. ぬるま湯で洗い流す
正しい手順でシャンプーを実施しないと、育毛剤の効果も十分に発揮されません、
【手順②】少し水分を残してドライヤーで髪を乾かす
育毛剤が水分で流れ落ちないよう、先にドライヤーで髪を乾かします。
ただし乾かし具合の目安は7割程度。育毛剤を塗布する際、多少は水分が残っていた方が頭皮に馴染みやすいため、完全に乾かす必要はありません。
ドライヤーを当てる際は、熱が狭い範囲に集中しないよう注意してください。髪から少し離した状態で、ドライヤーを振りながら乾かすのがコツです。
髪の毛が少しひんやりする程度を目安に乾かしましょう。
【手順③】つける箇所に分け目を作る
育毛剤を頭皮に直接つけやすいように、薄毛が気になる箇所に分け目を作りましょう。
育毛剤は髪の毛ではなく、頭皮につけた方が効果を発揮します。
きっちり分ける必要はなく、手で大雑把に広げる程度でOK。頭皮を傷つけないように優しく分け目を作ります。
【手順④】分け目に沿って適量の育毛剤をつける
分け目に沿って、適量の育毛剤をつけましょう。
育毛剤はつければつけるほど効果が増すわけではありません。頭皮に負担をかけてしまう可能性もあるため、適量をしっかり守ってください。
育毛剤の適量は商品によって異なるので、必ずパッケージや取扱説明書を確認しましょう。
【手順⑤】1〜2分の浸透時間をおく
育毛剤をつけたら、1〜2分置いて成分が頭皮の奥まで浸透するのを待ちましょう。
育毛剤はゆっくり頭皮に浸透していきます。すぐに頭皮マッサージをすると、成分を拭い取ってしまう可能性があります。
自然乾燥させ、乾いてきたなと感じたらOKです。
【手順⑥】軽く頭皮マッサージをする
最後に頭皮マッサージで成分の浸透を促しましょう。
頭皮マッサージをすると血行が良くなり、育毛剤の成分が頭皮に浸透しやすくなります。また頭皮マッサージでは血行不良を改善するため、薄毛対策にも有効です。
頭部全体を両手でつかみ、指の腹で優しくマッサージしましょう。
育毛剤を1日2回使う場合は?夜のお風呂上がりと朝のセット前がベスト
1日2回使うよう指定されている育毛剤は、「朝」と「夜」に使いましょう。
朝なら昨晩の使用からある程度間隔を空けられて、タイミング的にもベストです。
朝の頭皮はそれほど汚れていませんが、ぬるま湯で軽く髪を洗い流してから使うのがおすすめ。
40度前後のぬるま湯は、シャンプーと同じくらいの洗浄力があると言われており、肌に負担をかけずに汚れを落とせます。
ぬるま湯で軽く髪を洗い流し、頭皮を清潔にしてから育毛剤をつけましょう。
育毛剤を使う際の4つの注意点
育毛剤を使う際に注意したいポイントは次の4つです。
- 育毛剤をつけ過ぎない
- 複数の育毛剤を併用しない
- 使用する育毛剤を頻繁に変えない
- 液がおでこに垂れないようにする
【注意点①】育毛剤をつけ過ぎない
育毛剤はつければつけるほど効果が高まるわけではありません。
むしろ、つけ過ぎは毛穴を詰まらせたり、頭皮に負担をかけたりする原因です。効果が増すどころか頭皮環境の悪化を招き、抜け毛を増やしてしまう可能性もあります。
商品ごとに定められた使用量をしっかり守りましょう。
【注意点②】複数の育毛剤を併用しない
育毛剤は1つの製品を使い続けることが大切です。
複数の育毛剤の併用はつけ過ぎにつながり、頭皮にとっても負担となってしまいます。
頭皮トラブルのリスクは増えて、費用負担も大きくなるという残念な結果になるため、複数の育毛剤を併用しないようにしましょう。
【注意点③】使用する育毛剤を頻繁に変えない
同じ育毛剤を継続的に使い続けることで、育毛効果は最大限に引き出されます。
1ヶ月程度の使用で効果が出ないからといって、焦る必要はありません。育毛剤は半年程度使い続けたあたりから効果を実感する方が多いです。
1ヶ月程度で効果が出ないからといって育毛剤を変えても、また同じことの繰り返しです。
育毛剤を頻繁に変えるのはもったいないので、焦らず継続的に使用するようにしましょう。
【注意点④】液がおでこに垂れないようにする
育毛剤をつけ過ぎたり、一箇所に集中的につけたりすると液がおでこに垂れやすいです。
おでこに垂れた液が目に入ると危険なので、液だれに注意しましょう。
万が一液が目に入ったら、すぐに水またはぬるま湯で洗い流してください。目をこすると粘膜が傷つくので、こすらず優しく洗い流します。
育毛剤の使い方に関するよくある質問
最後に、育毛剤の使い方に関するよくある質問に回答していきます。
Q.育毛剤の適量はどれくらいですか?
A.育毛剤の適量は商品によって異なります。
目安としては、ノズルタイプで約2mL、スプレータイプで5〜10回プッシュです。正確な量は商品の取扱説明書を必ず確認してください。
Q.育毛剤を使う頻度はどれくらいですか?
A.育毛剤は用法・用量を守り、毎日使用します。
1日で使うの回数については、商品の指示に従いましょう。
Q.育毛剤はどれくらい使い続けると効果が出ますか?
A.早い方だと1ヶ月あたりから「ハリコシが出てきた」「抜け毛が減った」などの変化を実感できますが、多くの方は半年経ったあたりから効果を実感するようです。
育毛剤に即効性はありません。継続すればするほど効果を期待できます。
Q.育毛剤をつけるとべたつきます。どうすればいいですか?
A.頭皮になるべく育毛剤が付くようにしましょう。
また、髪の毛が濡れているとべたつきがますのである程度髪の毛を乾かしてから塗布するようにしましょう。
Q.育毛剤を使っても効果が出ないときはどうすればいいですか?
A.男性の場合は「AGA(男性型脱毛症)」も疑われます。
薄毛の進行が著しい場合は、病院やクリニックで一度診察を受けるのがおすすめです。
Q.おすすめの育毛剤はありますか?
A.効果が高いと評判の育毛剤は次の3つです。
- チャップアップ育毛剤:育毛に有効な成分を5種類配合
- スカルプD 薬用育毛トニック:特殊ノズルで有効成分が頭皮に届きやすい
- ニューモ:3種類の有効成分と28種類の頭皮サポート成分を配合
おすすめの育毛剤は次の記事でも紹介しているので参考にしてみてください!
Q.育毛剤の使用以外に実施すべきことはありますか?
A.薄毛の進行を食い止めるには、育毛剤だけでなく内側からのアプローチも大切です。
健康的な食事や規則正しい生活を心掛けると、より効果的に薄毛対策ができます。
具体的には次のような対策が有効です。
- 髪の原料となる「たんぱく質」を積極的にとる
- 頭皮環境を整るのに役立つ「ビタミン類」を積極的にとる
- 薄毛の原因となる男性ホルモンの発生を抑制する「ミネラル」を積極的にとる
- 質の良い睡眠を最低でも6時間以上とる
- ストレスを溜めない
これらを育毛剤と並行して行い、育毛効果を高めましょう。
まとめ
育毛剤は次の手順で使うのが効果的です。
1. シャンプーで頭皮の汚れを落とす
2. 少し水分を残してドライヤーで髪を乾かす
3. つける箇所に分け目を作る
4. 分け目に沿って適量の育毛剤をつける
5. 1〜2分の浸透時間をおく
6. 軽く頭皮マッサージをする
育毛剤を正しく使えば、早くて1ヶ月程度で効果を実感できます。
ただし1ヶ月使用してみて効果が出なくても、焦る必要はありません。多くの方は、育毛剤を使い始めて半年経過したあたりから効果を実感しています。
頭皮環境は日々の積み重ねで少しずつ改善されていくものなので、コツコツと正しい頭皮ケアを続けましょう。
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A.頭皮になるべく育毛剤が付くようにしましょう。
また、髪の毛が濡れているとべたつきがますのである程度髪の毛を乾かしてから塗布するようにしましょう。