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AGA治療について調べていくと、安くない治療費に悩んでしまう方も多いでしょう。
「AGA治療って本当に効果があるの?」
「いつから効果が出るの?」
結論から言うと、AGA治療はほぼ間違いなく目に見える効果が出ます。
今回は、AGA治療経験者へのアンケートや口コミ・体験談を通してAGA治療の効果を検証していきます。
本記事を読めば、AGA治療の効果についてこれ以上調べる必要ありません。
なお、AGA治療の全体像について把握したい方は「AGA治療の効果や費用・期間を全まとめ!育毛・発毛までの全過程」に目を通しておくことをおすすめします。
伊藤メディカル院長
伊藤 幹彦(いとう みきひこ)
認定医:日本医師会認定産業医
専門医:日本外科学会認定外科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医
所属学会:日本外科学会、日本胸部外科学会、日本心臓血管外科学会、 日本血管外科学会、日本臨床外科学会、日本循環器学会
・1993年 東京医科大学卒業
・東京医科大学 第2外科(心臓血管外科)入局
・東京医科大学霞ヶ浦病院 循環器外科助手 (現 東京医科大学茨城医療センター)
・東京医科大学八王子医療センター
・心臓血管外科などを経歴
・ 東京医科大学第2外科助手
・新潟こばり病院(現 新潟医療センター 心臓血管外科)
・東京警察病院 外科 医長を経歴 (血管外科責任者)
心臓血管外科の専門医としての経験を基に、全身の健康管理の必要性を熟知し、多くの患者の相談に応じて幅広い診療を行なっている。
伊藤メディカルクリニックの公式サイトはこちら
目次
AGA治療は薄毛に効き目あり?結論、発毛効果あり
AGA治療の効果の真偽を確かめるのに一番の方法は実際のAGA治療経験者に聞くのが良いでしょう。
そこで、
- AGA治療経験者の治療効果データ
- AGA治療経験者の体験談や口コミ
- 効果がないユーザーの声とその原因
の3点からAGA治療の効果について検証していきます。
まずは、AGA治療方の中でも最もシンプルで安いプロペシア内服によるAGA治療効果について実際の治療経験者のデータ(臨床データ)を見ていきます。
AGAの治療効果は98%|発毛については78%が実感
プロペシア内服は数あるAGA治療の中でもベースとなる治療方法です。
期待効果と費用は下記の通りです。
- ヘアサイクル(毛周期)改善による抜け毛防止
- 5,000円/月 程度が平均的なクリニックでの治療費
それでは、プロペシア内服による治療経過のデータを見ていきましょう。
データを見るとわかる通り、98%がAGAの治療効果を実感(AGA進行の抑制)、78%が発毛に成功しています。
データの参照元は、実際の臨床試験となっていますので信頼が高いと言えます。
続いては、独自にインターネット調査で150名の方にアンケートをとり体験談や口コミを確認していきました。
AGA治療の効果に関する口コミ・体験談
実際に効果があったものと無かったもの両面について口コミ・体験談を確認していきます。
30代男性
Designation本当にAGA治療をしてよかった。4ヶ月目からは帽子を被らなくてもよくて、頭頂部のハゲが一気に改善した。副作用も特になかった。
40代男性
Designation抜け毛が気になり、薄毛治療をはじめました。最近ではお風呂のシャンプーで抜け毛が明らかに減り髪の毛のコシも出てきた気がします。
20代男性
DesignationハゲでAGA治療しない奴はまじ損してる
みるみる髪が増えて笑えるくらい結果出たw
50代男性
DesignationAGA治療とか二度とやらない。全く効果なくて生え際は交代する一方。
30代男性
Designation効いてるのか効いてないのかがわからない。いつまで続けたらいいかもわからないし先が見えない。
上記にあるように実際に効果がなかった声があるのも事実です。
そこで効果がなかったケースについて次から深掘りをしていきます。
AGA治療は効果なし?薄毛治療の効果が出ないケース
AGA治療の効果98%と言えど、一部の治療者には効果が現れていないのは事実です。
ここではAGA治療の効果が出ないパターンをご紹介していきます。
効果なしのパターン①:毛根が完全に死んでしまっている場合
実は、前述の調査内容には一つ秘密があります。それは、改善の見込める患者を母数としている点です。
AGAの原因を一言で言うと「男性ホルモンの変容によるヘアサイクルの乱れ」です。
つまり、ヘアサイクルがある=毛根がまだ生きている状態がAGA治療の前提条件となります。
スキンヘッド状態のツルツルの方は、内服薬等の治療だけでは改善が難しいでしょう。
もし、それでも発毛を望む方には自毛植毛治療をおすすめします。自毛植毛についてはこの記事の後半でご紹介しています。
効果なしのパターン②:治療薬が適切に選択されていない場合
薄毛の種類によって治療薬は適切に選択しなければなりません。
特に多いのがM字ハゲを治療したいのにプロペシアを使用しているケースです。
AGAによる薄毛の種類には大きく分けて
の2種類があります。
実は、この2種類のAGAの原因はやや異なってきます。
どちらも、男性ホルモンを変容させる酵素が原因なのですが、この酵素の種類と割合が生え際と頭頂部で異なるのです。
※ちなみにこれらの酵素が生え際と頭頂部に多いため、波平ヘアのように後頭部と側頭部についてはハゲにくいわけです
AGA治療の基本は、治療薬によって酵素を阻害することです。そのため酵素の種類に合わせた治療薬の選定が必要となります。
プロペシアでもM字ハゲを改善できる場合は多いですが、確実に改善するならザガーロと呼ばれる内服薬をおすすめします。
ザガーロは生え際や前頭部に多い1型の酵素に対しても有効な治療薬です。
プロペシアで効果がなかった方は、ザガーロへの切り替えを検討しても良いでしょう。
- 男性ホルモンであるテストステロン
- 頭頂部に多い酵素5αリダクターゼ2型
- 生え際や頭頂部両方に存在する酵素5αリダクターゼ1型
- AGAの元凶ジヒドロテストステロン(DHT)
- 男性ホルモンレセプター(受容体)
- 脱毛伝達のタンパク質TGF-β
- 脱毛因子のFGF-5
簡略化して解説すると下記の流れです。
- テストステロンと5αリダクターゼが結合
- 結合後にジヒドロテストステロン(DHT)に変容
- DHTがTGF-βを産出
- 結果、FGF-5と言う脱毛因子が生まれ髪が抜ける
「なんだか難しい言葉が並んでいるな…」
そう思うのも無理はありません。確かにAGAの原因を説明するには、普段使い慣れない言葉をたくさん使う必要があります。
しかし、メカニズム自体はそこまで複雑ではありません。下記の記事にて詳細に解説してますので、もっとAGAの原因について知りたい方はAGAの原因と対策|若ハゲのメカニズムは遺伝とホルモンバランスが要因って本当?をご覧ください。
効果なしのパターン③:広告ページのビフォーアフターと比較してしまう
AGA治療について調べると、たくさんの広告が出ています。中には劇的に薄毛が改善したビフォーアフターもあると思います。
しかし、ビフォーアフターに使われる写真はクリニックで一番高いプランで治療した可能性が高いです。
ビフォーアフターのイメージを持ったまま、一番安いプランで治療をしても満足した結果を得ることは難しいでしょう。
医師としっかり相談した上で、目指すべき目標と治療内容のすり合わせを行うことが重要と言えるでしょう。
なお、AGA治療の全体像について把握したい方は「AGA治療の効果や費用・期間を全まとめ!育毛・発毛までの全過程」に目を通しておくことをおすすめします。
効果的なAGA治療と治療費用|薄毛の進行度や薄毛の種類に合わせて治療法を選択する
AGAに効果的な治療法があるとすれば、それは症状や目標にあわせた治療法の選択です。また、治療法によって費用も異なってきます。
一番シンプルなのは薄毛の進行度から治療方法を選択することでしょう。
薄毛の進行度からAGA治療を選んだ場合の費用と効果
下記のように大きく3つの進行度に分けて治療方法を選択することができるでしょう。
初期 | 中期 | 末期 | |
症状の度合い | 髪の毛が細くなってきた 全体に薄くなった | 生え際後退 地肌が透ける | ツルツルで産毛が少し生えている程度 |
治療手法 | ・プロペシア ・ザガーロ | 左記に加えて ・ミノタブ ・注入療法 | 自毛植毛 |
効果 | ヘアサイクルの改善による抜け毛予防 | 発毛効果 | 発毛効果 |
費用 | 4,000~10,000 / 月 | 1万〜5万円 / 月 1万~12万 / 1回 | 50万~500万 / 1回 |
期間 | 半年~1年 | 3ヶ月~半年 | 半年~1年 |
- 薄毛初期:ヘアサイクルを改善するための治療
- 薄毛中期:発毛を促す内服薬や注入治療
- 薄毛後期:自毛植毛による手術で治療
初期であれば、ヘアサイクルの乱れを改善するだけで、本来の発毛力で薄毛が改善するでしょう。
しかし、中期以降だと発毛力自身を強化していく必要があります。特に後期だと毛根自体に発毛力が残っていないため、自毛植毛と呼ばれる自身の後頭部等から毛根を移植する治療が必要となります。
薄毛の種類からAGA治療の種類を選んだ場合の費用と効果
薄毛にも大きく分けて3種類あります。
- 生え際からくるM字ハゲ
- 生え際からおでこ全体が広くなるU字ハゲ
- 頭頂部やつむじを中心に薄くなるO字ハゲ
それぞれの薄毛の部位によって治療法は異なってきます。
M字ハゲ | U字ハゲ | O字ハゲ |
生え際からM型に薄くなっていく | 生え際からおでこが広くなっていく | 頭頂部・つむじから薄くなっていく |
1型の酵素を阻害する治療薬 | 1型の酵素を阻害する治療薬 | 2型の酵素を阻害する治療薬 |
デュタステリド配合治療薬が効果的 | デュタステリド配合治療薬が効果的 | フィナステリド、もしくはデュタステリド配合治療薬が効果的 |
ザガーロが有効 | ザガーロが有効 | プロペシアと ザガーロが有効 |
1万〜5万円 / 月 | 3万〜10万 / 月 | 1万〜10万 / 月 |
上記はかなり簡略化した表になるのですが、多数の方に当てはまる選択方法となります。
写真の例ですとかなり薄毛が進行しているため、費用も大きくかかってしまいます。
多くの治療は副作用が少ないと言われるプロペシアから治療をスタートすることが多いようです。
そのため、M字型の薄毛の方は治療結果が出る前に諦めてしまい、効果なしと考えてしまうケースも多いようです。
なお、安くAGA治療ができるクリニックについて知りたい方は「【AGA治療】費用が安いクリニックランキングおすすめ11選を徹底紹介!薄毛治療には保険活用はできるのか?」をご覧ください。
次から具体的なAGA治療の内容について簡単に解説します。
気になるポイント | 当てはまる方はこの記事をチェック! |
□M字ハゲが気になる | M字ハゲは改善できる?原因と対策、治療におすすめのクリニックを徹底解説! |
□U字ハゲが気になる | U字ハゲの原因と対策!生え際から進行するハゲの前兆と予防・治療法 |
□O字ハゲが気になる | O字ハゲは改善できる?頭頂部(つむじ)の薄毛の原因と対策・おすすめの髪型などを紹介 |
AGA治療の種類と費用|内服薬と外用薬に大きく分けられる
AGA治療は大きく分けて内服薬治療と外用薬治療に分けることができるでしょう。
また、外用薬治療の中には注入治療と植毛治療を分けて説明することができます。今回は代表的なAGA治療の種類をご紹介します。
内服薬治療|プロペシアやサガーロの投薬
プロペシア | ザガーロ | |
治療効果 | 抜け毛予防 | 抜け毛予防 |
必要期間 | 6ヶ月〜12ヶ月 | 3ヶ月〜6ヶ月 |
治療費用相場 | 5,000円程度 / 月 | 1万円程度 / 月 |
もっとも一般的な治療法は内服薬の服用です。代表的な治療薬は「プロペシア」と「ザガーロ」の2つ。この2つの薬は、5α-リダクターゼの働きを抑制する効果があります。
AGAは、DTH (ジヒドロテストステロン) という男性ホルモンが脱毛因子を生み出してしまうことで髪が抜け、髪の生え変わりの周期を乱すことで起こるもの。
そして、このDHTは男性ホルモンのテストステロンが5α-リダクターゼと結合して変性すると作られます。
ちなみに前述したように5α-リダクターゼには1型と2型の2種類があり、この種類の違いが薄毛の部位へ影響すると言われています。
AGAを治すには、このDHTの生成を抑制したり働きを阻害したりすることがもっとも重要。発毛剤を使って髪を生やしても、髪が抜けると結局ハゲてしまいます。
プロペシアやサガーロには、DHTの生成を阻害する成分が配合されています。そのため、抜け毛を抑制して薄毛を改善してくれるのです。
効果が出始めるまでにかかる期間には個人差がありますが、おおよそ半年が目安です。ただ、状態によっては1年程度の期間が必要なこともあります。
なお、AGA治療薬について詳しく知りたい方はAGAの治療薬の種類は?プロペシア・ザガーロ・ミノキシジル。自分にあった治療セットで薄毛改善をご覧ください。
注入療法|HARG療法、育毛メソセラピー
HARG療法 | 育毛メソセラピー | |
治療効果 | 成長因子による発毛促進 | 発毛成分の直接注入による発毛促進 |
必要回数 | 3〜6回程度 | 6回程度 |
治療費用相場 | 10万円程度 / 1回 | 6万円程度 / 1回 |
AGA治療には頭皮に直接育毛成分を注入する治療法があります。特に治療効果の高さが注目されているのがHARG療法でしょう。
HARG療法は、最先端の毛髪再生医療です。HRAGカクテルとう特殊な薬剤を頭皮に直接注入することで、機能の衰えた毛根組織を刺激し、毛髪を再生させるというもの。
HARGカクテルには、毛髪の再生に関与するさまざまな成長因子のほか、髪の成長に欠かせないアミノ酸やビタミンも含まれています。成長因子を注入することによって、休止している毛母細胞を活性化し発毛させ、生えてきた髪を健やかに育てます。
治療後はコシや艶のあるしっかりとした太い毛髪が生えてきます。
施術ペースの基本は1カ月に1回です。効果を感じ始める期間は人により異なりますが、3回程度の治療、つまり3カ月程度の期間で生えてきたことを実感するケースが多いです。
より確実に生やすためには半年の間に、6回の施術を受けることが推奨されています。
なお、HARG療法について詳しく知りたい方はAGAに効果的なHARG(ハーグ)療法って何が良いの?HARG療法における薄毛治療の効果や料金、クリニックの選び方をご覧ください。
育毛メソセラピーについては育毛メソセラピーの効果と副作用|AGA治療が自分でできる?HARGとの違いと費用相場も紹介も併せてご覧ください。
自毛植毛|毛根自体を薄い部分に移植
自毛植毛 | |
治療効果 | 発毛力がつく |
必要期間 | 6ヶ月程度 |
治療費用相場 | 150万程度 / 1回 |
頭皮がつるつるの期間が長く既に毛穴が閉じていたり、毛根組織の機能が完全に弱っていたりする場合、薬物療法やHARG療法を長期間行っても、薄毛の改善効果がほとんど得られないことがあります。そんなときの手段が、「毛根移植」!
これは、後頭部や側頭部などのAGAの症状が出ない部位の毛根をハゲげている部分に移植するというもの。自分の毛根を使うため生着率が高く、AGAの影響を受けない部位の毛根を植えるので再びハゲる可能性も低いとされています。
注意したいのが、植毛ではなく毛根の移植という点。
「髪を植えてすぐにフサフサに!」
というわけではないのです。植え付けた毛根が生着し、そこから髪が育ってくるため、薄毛が改善するには半年程度、10cmほど伸びてなじむようになるのに1年程度の期間が必要です。
なお、AGAの植毛手術について詳しく知りたい方はAGAの植毛手術の値段や効果を徹底解説!M字の薄毛向き?後遺症はある?おすすめクリニックも紹介をご覧ください。
【実体験】写真と経過で見るAGA治療の期間と効果|3ヶ月目から効果あり
一通り治療方法と効果について理解したところで、実際にどれくらいの期間でAGA治療の効果が出るかを実体験からご紹介します。
今回は、下記のような一般的なケースで経過と効果を見ていきましょう。
- 中程度の薄毛
- 抜け毛予防の内服薬と発毛促進の内服薬を服用
- 30代での治療
ただし、あくまで一例で効果の出方には、 AGA治療の前の症状の進行具合や治療内容などにより、 はっきりと個人差があります。
しかし、一般的な経過であれば、おおよそ3ヶ月目には効果を実感できるようになります。満足のいく仕上がりになるのはおおよそ6ヶ月目。最低半年はかかる、ということは覚えておきたいポイントです。
治療前|AGAがある程度進行している
治療前の状態がこちらです。AGA進行度は9段階のうち3段階目で、M字部分は明らかに薄さが分かる状態になっています。
この状態から薬を飲み始め、1カ月経過しても見た目の変化はさほどありません。 むしろ以前よりひどい抜け毛が発生し、毛量が減ることがあります。
これは初期脱毛と呼ばれる現象で、毛周期(ヘアサイクル)が整う段階で発生します。新しい髪の成長のために、古い髪を毛穴から押しだすことで発生します。ただし、抜け毛はあくまで一時的なもの。心配する必要はありません。
そして、見た目こそ変化しなくても、毛質が変化していることもあります。
なお、初期脱毛について詳しく知りたい方はAGA治療薬の初期脱毛がやばい!ミノキシジルやフィナステリドの副作用はいつからいつまで続くをご覧ください。
3ヶ月目|少しずつ増毛を実感できるようになる
治療開始から3ヶ月が経過した写真がこちらです。
こちらが治療2ヶ月目の写真です。 多少髪が生えてきて、見た目でも増毛を実感できるようになります。
地肌が透けている部分が、少しずつ減ってきています。特に頭頂部は変化が顕著になる可能性があり、つむじや分け目が少し小さくなっていることが多いです。ただし生え際は効果が出にくいので、もう少し時間が必要です。
効果が出るまでに時間がかかる方の場合、治療開始から3カ月が経過しても、頭髪に明らかな変化が見られないケースがあります。
6ヶ月目|はっきりとボリュームが増える
治療開始から6カ月が経過すると、この写真のように見た目にもはっきり髪が増えてきます。そして、今までは気がかりだった抜け毛も、明らかに減るようになります。
頭頂部が薄かった方は、毛量が増えていることを実感できるはずです。また生え際の薄毛が進行していた方は、だんだんと前進していることに気付けるようになります。
そして、髪自体にハリやコシが生まれ、そのおかげでボリュームも出るようになります。
治療開始時の症状が「頭頂部の地肌が透けて見える程度」の方であれば、あと数回で治療完了になる場合が大半です。あるいはそれより進行していた方でも、薄毛が気になるという状態ではなくなることが多いです。
※今回のケースは内服薬・外用薬・サプリメントなど複数の治療を併用
なお、AGA治療の経過について詳しく知りたい方は【写真と経過】AGA治療の効果を1ヶ月目・2ヶ月目・3ヶ月目・・・と1年間に渡り記録!M字ハゲでも薄毛は改善するのか?をご覧ください。
そう思う男性も多いでしょう。そこで思いつくのが、ドラッグストアなどで売っている育毛剤や発毛剤による自己治療です。この2つは混同されがちですが、明確な違いがあるのをご存知ですか?
発毛剤と育毛剤の違いをまとめると、次のようになります。
種類 | 主な効果 | ドラッグストアでの購入 | |
発毛剤 | 第一種医薬品 | 血行促進や毛母細胞への刺激により発毛をサポートすることで抜け毛を予防 | 薬剤師の指導が必要 |
育毛剤 | 医薬部外品 | 頭皮の状態を整え、今ある髪の成長をサポートすることで抜け毛を予防 | 気軽に購入可能 |
髪のボリュームがなくなってきた、ハリやコシがないので改善したいという程度であれば、育毛剤でいいでしょう。髪が薄くなっているなら、発毛剤を使う方がおすすめです。
ただし、内服薬に比べ外用薬は効果が出るまでに長い期間が必要です。また、症状や原因に合っていない発毛剤を使ってしまうことも考えられます。効果的にAGA治療をするのであれば、専門病院で治療を受ける方がいいでしょう。
なお、おすすめの育毛剤・発毛剤について詳しく知りたい方はAGA対策おすすめの育毛剤・発毛剤は?チャート診断であなたにあった商品が1分でわかるをご覧ください。
治療法ごとの効果が出る期間はいつから?3〜12ヶ月と幅がある
「体験談だけだと自分の場合はどれくらいかわからない…」
できることなら早い期間で効果が出て、薄毛の悩みから解放されたいですよね。しかし薄毛治療は、どのくらいの期間続ければ効果が出ると断言することができません。
そこで治療方法ごとに、効果が出始めるおおよその期間の目安をご紹介します。
内服薬 | 注入治療 | 自毛植毛 |
3ヶ月〜12ヶ月 | 3ヶ月〜6ヶ月 | 6ヶ月〜12ヶ月 |
内服薬は半年~1年|長い見通しが必要
一般的な投薬治療の場合は、おおむね半年程度の期間で髪が生えてきたと実感できるケースが多いです。ただし、人によっては1年ほどかかることも。
乱れたヘアサイクル(毛周期)が整うまでに4ヶ月~半年かかり、毛周期が整い、退行期の髪を追い出して次の髪が生えてくるというプロセスに、半年から1年程度の期間がかかってしまうのです。
若い人、症状があまり進行していない人ほど治療効果を実感しやすく、年を重ねている人、薄毛が進行している人ほど効果が現れにくい傾向があります。
「どうしよう、やっぱり治療したほうがいいかな…」
と迷っているあなた!
できるだけ早くAGA治療を始めた方が効果も出やすく、結果的に費用も抑えられますよ。
HARG療法は3~6ヶ月|根本的な解決が可能
HARG療法では、1ヶ月に1回の頻度で治療して、早い場合でおおよそ3ヶ月の期間で効果を実感し始めます。
ただしこれも、治療を始めた時の頭皮の状態や症状の進行具合などにより違いがあり、遅いと1年近くかかることも。
HARG療法は、幹細胞から抽出した成長因子と、成長に必要なビタミン、アミノ酸を混合したHARGカクテルを直接頭皮に注入することで機能の衰えた毛母細胞や毛乳頭を活性化させ、発毛を促すというものです。
ただし、注入してすぐに機能が回復し、髪が成長期に入るとは限りません。
また、髪が1日に伸びる長さは0.35~0.4mm程度です。
毛根から表面までは3~5mm程度あるため、頭皮から毛が出てくるまでにかかる期間は2週間近く。そこからしっかりした髪が育つまでに、更に時間が必要です。
結果として、増毛を実感できるまでに短くても3ヶ月程度の期間が必要になります。
毛根移植は1回の施術で移植できる本数が限られている
毛根移植は、髪ではなく毛根部分を移植するもの。毛根が生着してから生えてくるわけですが、それが分かるのは、植えてから約5~6ヶ月です。
さらに周囲の髪となじむ長さになるまでには半年ほど期間がかかるので、治療の完了までには1年程度みておくといいでしょう。
また、1回の施術で移植できる株数は限られています。施術範囲がそれほど広くなければ一度の施術でカバーできますが、あまり広い範囲に移植する人は何度かに分けなければなりません。
新たに植えたところはまた1年程度の期間が必要になるため、治療が完了するまでの期間も長引くことになります。
「ハゲてきてヤバい…でも、治療ってどこでできるんだろう?」
「病院はなんとなく行きづらいし、費用もかかるから、育毛サロンに行ってみよう」
そう思っている人もいるでしょう。
AGAの治療ができる場所は、主に次の3つです。
- 一般皮膚科
- 美容皮膚科・美容外科
- AGA専門病院
一般皮膚科はAGA治療の専門性は低く、内服薬の処方が中心です。あまり症状が進行していない時は、一般の皮膚科でもいいでしょう。
美容外科やAGA専門病院は、カウンセリングやAGAの治療方法の種類が充実している傾向にあります。
特に、AGA専門病院はAGA治療に特化しているため、投薬治療も豊富でHARG療法などの選択肢もあり、多角的な治療が受けられます。
一般皮膚科 | AGA治療の専門性は低く、内服薬の処方が中心。 |
美容皮膚科・美容外科 | カウンセリングやAGAの治療方法の種類が充実している。 |
AGA専門病院 | AGA治療に特化しているため、投薬治療も豊富でHARG療法などの選択肢もあり、多角的な治療が受けられる。 |
なお、育毛サロンは頭皮マッサージや頭皮クレンジングなどを行って、髪を生えやすくするところ。医療機関ではないため、AGAの治療は受けられません。
AGA治療と年齢の関係|早期治療が効果を出すポイント
AGAは進行性の脱毛症です。つまり、特に何も治療をしないままでいると、どんどん毛がなくなっていくことに…。
鏡の前で薄くなった頭を見ながら、
「まだイケる!」
と自分をごまかしている場合ではありません。なんとなく薄くなってきたかもと思ったら、早めにカウンセリングを受けましょう。AGA治療の効果は、早期に治療するほど早く現れます。
細胞が若いほど改善までの期間が短い
髪は、成長期→退行期→休止期というサイクルを繰り返しています。
- 成長期:毛母細胞が分裂して伸びる時期
- 退行期:毛母細胞の分裂スピードが急激に落ち、次第に成長を止める時期
- 休止期:完全に成長を止める
AGAになると、DHTの作用によってこのサイクルが乱れ、成長期の途中でも髪の毛が抜け落ちるようになってハゲてきます。そこで、DHTの働きを抑制したり、機能が衰えてしまった細胞を活性化させて毛周期の乱れを整えます。
細胞が若いほど、発毛させやすくなります。一方、細胞が弱って完全に機能を消失してしまうと、治療をしても効果はあまり出ません。早い段階で治療を始めたほうがいいのはそのためです。
そのため、定期的に通院する必要がありますが、仕事が忙しくて通院の時間が取りづらい方もいるでしょう。また、専門病院が通える範囲にないこともあります。
定期的に通院するのが難しい方におすすめなのが、遠隔治療ができるAGA専門病院です。
遠隔治療とは、スマホやパソコン越しに頭髪の状態を診察してもらい、薬を郵送してもらうというもの。クリニックによって多少の違いはありますが、最初は対面で診察し、2回目以降は遠隔で治療できるケースがほとんどです。
これなら、通院の時間や手間がかからず、定期的な治療が容易になります。
通院して実際にカウンセリングを受けた方が安心な方もいると思いますが、通うこと自体が難しいのであれば遠隔治療を利用するといいでしょう。
遠隔治療ができるおすすめのクリニックは、AGAヘアクリニック、ふくろうアイクリニック(旧G.グリーンクリニック)です。
AGA治療効果を高めるために|生活習慣の見直しも並行しよう
「治療して半年経つのに、髪がしっかり生えてこない」
「治療効果が期待したほど出ない…」
治療を始めても、思ったような効果が出ないということがあります。これにはいろいろな原因が考えられますが、生活習慣に問題があるケースが多いです。
良くない生活習慣を続けていると、AGAの症状を進行させてしまうことがあります。AGAの治療効果を高めるために、生活習慣を一度見直してみましょう。
見直したいポイントは以下の点です。
- 偏った食生活
- 睡眠不足
- ストレスを溜める生活
それでは、順を追って解説していきます。
偏った食生活
脂肪分の多いものばかり食べるなど偏った食生活を送っていませんか。皮脂の分泌量が多くなり、頭皮環境が悪化して、薄毛を助長することになります。
髪が健やかに成長するためには、たんぱく質やミネラル、ビタミンなどをバランスよく摂ることが大切。
栄養が不足すると、せっかく発毛しても髪がしっかり成長できません。肉ばかりではなく野菜も食べるようにする、3食しっかり食べるなど、バランスの取れた食生活を心がけましょう。
睡眠不足
また、髪は睡眠中に成長します。そのため、良質な睡眠をたっぷりとることも大切です。仕事や付き合いで忙しく、なかなか十分な睡眠時間を確保できないという人も多いと思いますが、しっかりと時間を取って寝るようにしましょう。
ストレスを溜める生活
毎日、仕事のプレッシャーや人間関係でストレスを溜めていませんか?過度のストレスは血行を悪くする原因となり、頭皮環境を悪化させます。
趣味に興じたり適度に運動したりして、発散することも大切です。
生活習慣に問題があれば、AGAの症状を悪化させます。反対に、適切な治療をしながら生活習慣も見直せば、AGAの進行を遅らせられる可能性は高くなります。
AGAの治療に関するQ&A
AGA治療に関するよくある質問をまとめました。
Q. AGA治療を途中でやめるとどうなるの?
残念ながらAGA治療を途中でやめると薄毛が進行してしまいます。
そのため、最低限ヘアサイクルを整える内服薬治療だけは継続して行うのが良いでしょう。
※ヘアサイクルを整えるだけなら月額5,000円程度です
ちなみに、自毛植毛の場合は一度施術すれば基本的に移植した箇所については新しい毛が生え続けます。
なお、AGAの治療薬のやめどきについて詳しく知りたい方はAGAの治療薬をやめると?治療は続ける必要がある?やめどきの判断基準と解約方法について解説をご覧ください。
Q. AGA治療をして後悔しない?
A.AGA治療の効果が無く、後悔してしまう原因には以下の理由が考えられます。
- 薄毛の治療と原因が合致していない
- 自己判断でAGA治療を止めてしまった
- 個人的に入手した薬を使っている
薄毛治療は専門医に相談することが最善です。主治医の治療方針に従いながらAGA治療を進めていきましょう。
Q. AGA治療で効果が出やすい出にくい人はいる?
基本的にAGA治療が出やすい・出にくいは表裏一体なので、効果が出やすい人の特徴をご紹介します。
- 治療開始年齢が早い
- ストレスが少ない
- 睡眠が十分
- 栄養バランスが良い
逆に上記が悪い人は治療効果が出にくいと言えます。
まとめ
AGA治療の効果について解説しました。ポイントをまとめると下記の通りです。
- AGA治療の効果実感は98%
- 薄毛の進行度や部位によって適切な治療方法を選択
- 治療効果は3〜6ヶ月が一つの目安
- 治療費用は月額5,000〜10万円程度と幅が広い
また、治療効果を高めるには、日頃の生活習慣を見直すことも有効です。食生活や睡眠時間の改善など、できることからやってみましょう。
AGA治療は育毛サロンでは受けられません。薄毛が気になった時点で、AGAクリニックで無料カウンセリングを受けてみましょう。
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※らくらく定期便3ヶ月の場合
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残念ながらAGA治療を途中でやめると薄毛が進行してしまいます。
そのため、最低限ヘアサイクルを整える内服薬治療だけは継続して行うのが良いでしょう。
※ヘアサイクルを整えるだけなら月額5,000円程度です
ちなみに、自毛植毛の場合は一度施術すれば基本的に移植した箇所については新しい毛が生え続けます。
なお、AGAの治療薬のやめどきについて詳しく知りたい方はAGAの治療薬をやめると?治療は続ける必要がある?やめどきの判断基準と解約方法について解説をご覧ください。
A.AGA治療の効果が無く、後悔してしまう原因には以下の理由が考えられます。
・治療方法と原因が合致していない
・自己判断で治療をやめてしまった
・個人的に入手した薬を服用している
薄毛治療は専門医に相談することが最善です。主治医の治療方針に従いながらAGA治療を進めていきましょう。
基本的にAGA治療が出やすい・出にくいは表裏一体なので、効果が出やすい人の特徴をご紹介します。
・ 治療開始年齢が早い
・ ストレスが少ない
・ 睡眠が十分
・ 栄養バランスが良い
逆に上記が悪い人は治療効果が出にくいと言えます。