AGAが発症する年齢とは?治療薬が効果的なのは早め早めの予防から

2024年5月1日

AGAが発症する年齢とは?

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今井

今井

20代から薄毛に悩んでいて、AGAやクリニックについて猛リサーチ。同じ悩みを持つメンズのみなさんの力になりたい!

まだ20代だけど少し髪が薄くなっているような……

薄毛家系だけどいつ頃来るのが不安……

そんな髪の毛に関する悩みを持っているあなた。AGAの発症する年齢はどれくらいが多いのか、知りたくありませんか?

若い年齢で発症するAGAのリスクや、どれくらいから治療を始めた方がいいかなど、疑問点はたくさんあるはずです。

まずAGAの発症する年齢について詳しくご紹介します。薄毛のリスクを全く気にしなくていい年代というのは、実はないかもしれませんよ。また、AGAの早期治療の大切さについても解説します。

「若い年齢でAGAに悩むのが恥ずかしい、不安だ」という人こそ、ぜひ読んでみてくださいね。

なお、AGAの全体像について把握したい方は「【図解】AGAとは?原因と対策を知れば薄毛・ハゲを根本改善!治療効果・費用・副作用も解説」に目を通しておくことをおすすめします。

AGAを発症する年齢は何歳から?40代以上は注意!

虫眼鏡で頭皮を見る男性

AGAはどれくらいの年齢から発症するのか、知っていますか?何となくおじさんがなるイメージという人も多いのではないかと思います。実際に年齢を重ねるにつれて、薄毛のリスクが増えてくるというのはその通りです。

加齢とともに発症しやすいケースがとても多いので、年齢を重ねている人は注意が必要です。AGAを発症する年齢について、割合で比較していきます。

若い年代でどれくらい発症しているかについても、注目してみていきましょう。

AGAの年齢別発症率|20~30代の発症率にも注目!

ノートに豆電球の絵 ポイント

AGAの発症率について、年齢ごとに見ていきましょう。まずは下記の表をご覧ください。

年齢発症率
20~29歳6%
30~39歳12%
40~49歳32%
50~59歳44%
60~69歳51%
70~79歳61%

ご覧の通り、AGAの年齢ごとの発症リスクは、年を重ねるにつれて高くなっているのがわかります。

60代を超えると、半分がAGAを発症しているということなのです。これには納得がいく人が多いのではないでしょうか?

しかし、実際に注目して欲しいのは、20代や30代の若い年齢での発症率です。0ではないということがわかりますよね。

20代でも6%の人がAGAを発症しているということです。

「AGAはおじさんになってからかかるものだ」と考えている若い人でも、20代を超えたらAGAの発症リスクが出てくるということなんです。

加齢とともにAGAを発症しやすくなるのは何故?

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先ほどの表をご覧いただければわかるように、年齢を重ねるにつれて、AGAの発症リスクが上がっています。

確かに、年齢を重ねると頭皮が薄くなる人が多い印象ですが、一体なぜ年齢が上がると、AGAが発症しやすくなるのでしょうか?

これは、髪の毛を作る毛母細胞が関係していると言われています。毛母細胞とは、髪の毛を作っている細胞のことを言います。

この毛母細胞がしっかり働くことによって、正しいヘアサイクルが生まれ、古い毛が抜けて新しい毛が生えてくるようになります。

しかし、この毛母細胞も年齢を重ねると働きが鈍くなっていき、それによって新しい毛を作るサイクルが乱れることになります。その結果細くて短い髪の毛しか生えてこなくなってしまうのです。

AGAを発症する原因については「AGAの原因と対策|若ハゲのメカニズムは遺伝とホルモンバランスが要因って本当?」で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。

COLUMN

AGAはどうして起こる?注意したい生活習慣

AGAとは、男性ホルモンであるテストステロンが、酵素の働きによってジヒドロテストステロンというホルモンに変化してしまうことが原因で起こります。

ジヒドロテストステロンは、毛母細胞などを攻撃するようになるので、ヘアサイクルが乱れ、細くて短い毛がしか生まれてこなくなってしまいます。

AGAの原因は遺伝が大きいと言われています。

もともとテストステロンをジヒドロテストステロンに変化させる酵素が活性化しやすいと、AGAになりやすいです。AGAの原因はこれだけでなく、自分の生活習慣が関係していることもあります。

偏った食事やストレス、運動不足などが続いている人は注意が必要です。男性ホルモンのバランスが乱れてしまったり、血行不良に陥って頭皮に栄養が届かなくなってしまったりします。

こういったさまざまな原因がいくつか重なったことが原因で、年齢関係なくAGAが発症することがあります。

「AGAは生活習慣の改善で予防可能?薄毛・脱毛と喫煙やストレス、睡眠の関係性を知ろう」でAGAと生活習慣の関係について詳しく解説しているので合わせて目を通しておくといいでしょう。

AGAの進行3パターン|当てはまったら注意!

髭脱毛サロンクリニックの選び方3つ

AGAには進行パターンが3つあります。これは、人によって変わってくるのでしっかりチェックしましょう。まず頭頂部から毛が薄くなってくるO字型ハゲです。

自分ではなかなか気づきにくい部分でもあります。

次におでこの生え際がだんだんと上に上がってくる額のM字型ハゲです。ところどころ毛が薄くなるのではなく、生え際の形を保ちながらだんだんと後退してくパターンです。

最後の1つはU字型ハゲです。前頭部が薄くなるのはM字型ハゲと同様ですが、おでこ部分の毛の量が全体的に後退していくパターンです。

これらのAGAのパターンは3つありますが、進行が進むにつれて、それぞれのパターンを併用していくことも考えられます。

若者のAGA治療が増えている?周りも悩んでいます

頭を触りながら女性医師のカウンセリングを受ける男性

先ほどご紹介した年齢別のAGA発症率を見てわかるように、若者でもAGAに悩んでいる人が増えてきています。

若者のAGAの原因は遺伝だけでなく、生活習慣などが密接に関係しています。

「まだ若いから大丈夫!」ということは言えないということなんです。「若くしてAGAで悩んでいるのなんて自分だけじゃないか……」と不安になる人もいるかもしれませんが、そうではありません。20代でも6%、30代では12%もいるんです。

悩んでいるのは自分だけじゃないということを知るのも大切なことですよ。

AGA治療は早いほど効果大!治療は毛根が大切

病院の積み木をつむ男の人

「まだ若いから治療するほどでもないんじゃないか…」

そう考えている若者が多いのは事実。

しかし、AGAは自分の手ではどうやっても進行を遅らせることができません。だからこそ、気が付いた時の早期治療が大切なんです。

早い段階でのAGA治療であれば、早い改善が見込めます。

毛根には寿命があり、一度寿命を終えた毛穴からは再び毛髪は生えてきません。

AGAを放置してしまうと、ダメになってしまう毛根が増えてくるということなのです。さらに年齢を重ねると、毛母細胞の働きが鈍くなってしまいます。

ポイント

治療をスタートしても、毛母細胞の働きが弱ければ健康的な髪が生えてくる確率が下がる。
それなら、毛母細胞がしっかり働き、AGAの進行も初期段階である若い年齢のうちに、治療をスタートするのが効果的

COLUMN

20~30代でのAGA治療は恥ずかしい?

若くして薄毛に悩んでいる人の中には、「AGA治療をするのが恥ずかしい」と感じている人も多いのではないでしょうか?

20代や30代でAGA治療に取り組んでいる人は、少なくないんです。

お伝えした通り、AGAの進行は加齢とともにスピードが上がっていきます。だからこそ、早めに対策をしておこうという人が増えているんです。

特に今は、物が豊かになった分だけ生活習慣や栄養バランスが崩れがち。そして、AGAを発症しがちなんです。

「なぜあの時治療しなかったんだ…」と年齢を重ねた時に後悔することの方が嫌ですよね。

病院に通って周りに見られるのが嫌だと思っている人もいるかもしれませんが、みんな同じ悩みを持った同志です。恥ずかしいなんていうことは、まったく気にする必要ありませんよ。

高校生でもAGAが起こる?若い時ほど因子が多い!

頭を抱える男性

AGAの発症年齢についてご紹介しましたが、実は高校生にもAGAを発症している人がいます。

10代の発症についての詳しいデータはあまりありませんが、少なくとも未成年という年齢で薄毛に悩んでいる人もいるんです。

なぜ高校生でも発症するのかというと、成長ホルモンが関係しています。成長ホルモンが分泌されるのと同時に、男性ホルモンもたくさん分泌されることになります。

過剰に分泌された男性ホルモンに対して、酵素が働き薄毛を誘発するジヒドロテストステロンに変えてしまうのです。10代でも十分リスクがあるのです。

高校生でもできるAGA対策|生活習慣を見直してみよう

コーヒーとベット

高校生で薄毛に悩んでいても、10代で本格的な治療をスタートするのはとても難しいです。

成長ホルモンや男性ホルモンの関係で、20歳以上の年齢でないと本格的な治療はできません。高校生でAGAが疑われる場合は、まず生活習慣を見直すところから始めましょう

若い頃に多いのが、食生活の乱れです。ついファストフードばかり食べたり、おやつに高カロリーなものを食べたりしていませんか?

カロリーが高いのに、栄養価が低い食事を続けることは、頭皮環境の悪化へとつながります。

また、睡眠不足も影響している可能性があります。つい夜更かしをしてしまうことがあるのでは?確かに若い頃は睡眠時間が短くても全く平気だという人が多いです。

しかし、疲労がたまった状態が続くと、自律神経が乱れてしまい、血行不良に陥ります。頭皮への栄養が行き渡りにくくなってしまうので、注意が必要です。

バランスの取れた食事を心がけ、しっかり睡眠を取るようにしましょう。また、ストレスが溜まることも避ける必要があります。できるだけ抱え込まずにストレス発散の機会を作るようにしましょう。

40代でもAGAは治る?専門家の力が重要

親指を立てるスーツの男性

AGAの発症リスクは、年齢を重ねるにつれて上がってくるということをお話ししました。

発症リスクがぐんと上がる、40代からのAGAは治ることはあるのでしょうか?毛の量をこれ以上減らしたくないというのであれば、医師の力を借りる必要があります

薄毛治療を自分の力でしたいと思っている人もいるかもしれませんが、それは非常に難しいものです。

40代からのAGA治療を成功させたいのであれば、医師に相談した上で治療をするようにしましょう。

自分の力だけでAGAを対策するのは難しい?

疑問

40代以降の年齢でのAGA治療は、自分の力で行うには少し無理があります。40代でなくても、1度発症してしまったAGAは、自力で治すことができないのです。発症してしまったが最後、進行を食い止めることしかできないのです。

若い頃から薄毛体質だったから、食生活などの生活習慣を見直して生活しているという人でも、若い頃にAGAを発症してしまっていたら、意味がなくなってしまいます。

まずは自分が発症しているのか知ることが大切です。

AGAではないと分かったのであれば、生活習慣などを見直して発症しにくい頭皮環境を作ることが効果的になります。

自己判断では難しい部分がたくさんあるので、AGAの疑いを感じているのであれば、専門家に相談するのが1番です。

AGAを治療するなら方法は2つ!効果とリスクを解説

白い薬とオレンジの入れ物

AGAの早期治療が大切ということはわかっていただけたでしょうか?

では、実際にAGAの治療をするとなったら、どんな治療法を用いるのか疑問に思ってはいませんか?

「もしかしたら痛いかも……」なんてことを考えたら、クリニックに行くのも怖くなってしまいますよね。

AGAの治療は、投薬治療が基本になるので、痛みに関しての心配はいりません。投薬治療にも2つのパターンがあります。投薬治療をすることで得られる効果とリスクについてご紹介します。

飲み薬でAGAの進行を防ぐ

手に薬と水が入ったコップと薬を持つ男性

AGAの治療の1つは、飲み薬を使った方法です。飲み薬を使った治療は、男性ホルモンに対して悪さをする酵素の働きを阻害する役割があります

そうすることで、これ以上薄毛を進行させないように働きます。最低でも半年は飲み続ける必要があると言われています。

AGAの飲み薬には、プロペシアサガーロなどがあります。飲み薬は手軽に始めることができる治療薬ですが、リスクも多少はあります。

副作用として、男性ホルモンが低下してしまう可能性があり、男性機能に影響を及ぼす可能性があります。

絶対に副作用が起こるというわけではなく、副作用が起こらない保証もありません。万が一副作用が出てしまったら、医師に相談することをおすすめします

AGA治療薬については、「AGAの治療薬の種類は?」の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

飲み薬と塗り薬で発毛を促す

青いシャツの男性が横を見て笑っている

もう1つのAGAの治療法は、発毛を促すような薬を使うという方法です。発毛を促す薬というのは、主に塗り薬です。

頭皮に直接塗ることで、毛の成長を促します。飲み薬と塗り薬を両方使うことによって、より高い発毛効果を促すことができます。

AGA治療薬の塗り薬には、ロゲインやアロビックスなどがあります。ちなみにこの塗り薬は市販でも販売されています。

市販の発毛剤といえば、ロゲインと同じくミノキシジルという成分を含んだものがほとんどです。手に入れやすい点や、値段が安価で済むというのが塗り薬の魅力です。

塗り薬は副作用がほとんどないものが多いので、使いやすいです。ただ、やはり飲み薬に比べると効果が劣ってしまうこともあるので、飲み薬と塗り薬の両方からのアプローチがおすすめです。

COLUMN

治療薬はどこで手に入れるのが安心?

AGAの治療薬は、塗り薬であれば市販で手に入れることができます。確実な効果が欲しいという場合は、クリニックでの処方がおすすめです。

市販で販売されている塗り薬以外は、基本的に医師の処方箋が必要な治療薬になります。

治療薬だからこそ、効果をしっかり発揮するということなのです。ただ、治療薬だからこそ、副作用の危険性が出てくるのです。自分の頭皮環境に合わせて、薬を処方してもらうことができます。

なかには安く済ませたいからと言って、海外から個人輸入をするという人もいますが、本当にリスクが大きいです。

素人判断で試すのは危険すぎます。お金はかかってしまうかもしれませんが、AGAを本気で治療したいならクリニックに行きましょう。

AGAの治療に年齢制限はある?効果が無い場合もアリ

疑問を抱えている男性

AGAの治療にあたる年齢制限は、基本的に20歳以上だと言われています。10代のうちはまだ成長段階なので、ホルモンに影響が出るような投薬治療を行うことができません。

塗り薬であれば処方してもらえるケースもありますが、基本的に20歳からと考えておいた方が良いでしょう。

AGAは若いうちからの治療がすすめられています。そのため、若い年齢の人は効果を実感できる人が多いのですが、年齢を重ねると効果を実感できないこともあります

あまりにAGAが進行した状態で治療を進めると、効果が出ない可能性があります。

そういった場合は、注入治療毛根移植などにうつる必要があります。50代や60代でも効果があったという人はいますので、諦めずに治療をスタートすることをおすすめします。

Q&A|AGA治療に関する不安の声を集めてみた

最後に、AGA治療に関する不安や疑問の声にお答えしていきます。

Q.AGAは発症したら完治しないですか?

AGAは進行性の脱毛症なので、「一度発症したら終わりなのでは…」と心配になる方もいるでしょう。ですが、専門医の判断のもと治療を継続することで、より早く改善できる可能性があります。

AGAを発症したからもう治らないと諦めるのではなく、専門の医師に相談して治療を検討してみてください。

Q.AGA治療で後悔することはありますか?

AGA治療をして後悔している方には、次のようなケースが多いです。

  • 個人で治療薬を輸入して使用している
  • 自分に合ったクリニック選びができていない
  • 想像していた効果と違った

継続して治療を行っていない AGAを完治した人に上記のようなケースは少なく、正しい治療法を行っています。AGA治療で後悔しないためにも、無料カウンセリングを受けるAGAの専門クリニックを受診することをおすすめします。治療薬を自分で判断して服用して、副作用が生じてもすべて自己責任となるので注意してください。

Q.20代AGAの治療費用は?

AGAの進行具合によります。AGAは進行性の疾患で、症状が進行するほど必要な薬が増えるため、治療費用も増えます。より早く、安く治すためにも、進行が進んでいない早期の段階から治療をはじめることをおすすめします。

まとめ

古い本

AGAを発症する年齢についてご紹介しました。薄毛を発症する年齢は、20代以前に高校生でも可能性があるということを知らなかった人は多いのでは?

「若いうちからの薄毛治療が恥ずかしい」と思っていた人でも、早期治療の大切さを感じていただけたのではないかと思います。

AGAは年齢関係なく発症し、初期段階での治療をすることが1番です。後回しにしてしまうと、治療が長引く上にお金がたくさんかかることになります。

まずは自分がAGAを発症しているかどうか、それを知ることだけでも意味があると私は思います。やはり後で後悔はしたくないですからね。

薄毛や抜け毛の悩みを持っているのであれば、まずは気軽に相談の段階から始めてみてはいかがでしょうか?

AGA治療におすすめのクリニックは「AGAクリニックおすすめ人気ランキング2020全国版!」で解説しているのでぜひご覧ください。

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Q.AGAは発症したら完治しないですか?

AGAは進行性の脱毛症なので、「一度発症したら終わりなのでは…」と心配になる方もいるでしょう。ですが、専門医の判断のもと治療を継続することで、より早く改善できる可能性があります。
AGAを発症したからもう治らないと諦めるのではなく、専門の医師に相談して治療を検討してみてください。

Q.AGA治療をして後悔することはありますか?

AGA治療をして後悔をしている方には、次のようなケースが多いです。
・個人で治療薬を輸入して使用している
・自分に合ったクリニック選びができていない
・想像していた効果と違った
継続して治療を行っていない AGAを完治した人に上記のようなケースは少なく、正しい治療法を行っています。AGA治療で後悔しないためにも、無料カウンセリングを受けるかAGAの専門クリニックを受診することをおすすめします。治療薬を自分で判断して服用して、副作用が生じてもすべて自己責任となるので注意してください。

Q.20代AGAの治療費用は?

AGAの進行具合によります。AGAは進行性の疾患で、症状が進行するほど必要な薬が増えるため、治療費用も増えます。より早く、安く治すためにも、進行が進んでいない早期の段階から治療をはじめることをおすすめします。