男の肌荒れの原因は9つ|顔の赤みやニキビを治すための対策を解説!正しいスキンケア方法やおすすめのサプリも

2024年4月21日

この記事を書いた人

MOTEO 編集部
MOTEO編集部

MOTEO 編集部

YMAA個人認証マーク(薬機法や医療法の広告知識を習得した広告取扱者として評価する認証制度)取得済み。
直接クリニックに足を運び、医師や看護師、治療者へのインタビューを行い100名以上のリアルな声を収集している。

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「なんだか最近、肌荒れがひどい」
「肌荒れ男子を卒業して“美肌男子”になりたい」

繰り返す肌荒れに悩んでいる、という方も多いでしょう。

美肌になるのに、何か特別なことは必要ありません。日常生活の中でほんの少し工夫をするだけで、肌のコンディションは大幅に改善します。

今回は、肌荒れで悩む男性に向けて、肌荒れの原因と対策を分かりやすくまとめました。あわせておすすめのサプリやスキンケア方法についても解説。

この記事を読めば、肌荒れの原因・対策を理解でき、最短で美肌を目指せますよ!

 ご監修いただいた医師

LonaLona CLINIC
三輪 菜つ美(みわ なつみ)

【所属学会】日本抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、日本皮膚科学会会員、日本抗加齢美容医療学会会員、国際抗老化再生医療学会会員
アラガン社ボツリヌストキシン注射認定医、アラガン社ヒアルロン酸認定医

  • 北里大学医学部卒業
  • 東京大学医学部附属病院にて研修終了
  • 都内クリニックにて、内科・皮膚科を中心に診察
  • 都内美容クリニックにて院長として勤務
  • 2020年「LonaLona CLINIC」開業、院長就任

自身が研修医時代に経験した肌荒れから、根本的な解決を目指した診察を日々行っている。
2019年3月には”女医が教えるシンプルケア“「ラメラの秘密」を幻冬舎より出版。講演、TV、ラジオ、雑誌、webなど幅広く活躍中。
2020年7月より、「LonaLona CLINIC(ロナロナ クリニック)」院長就任。

LonaLona CLINICの公式サイトはこちら

男の肌荒れを引き起こす9つの原因

写真でみる!O字ハゲの基準

肌荒れを治すには、肌荒れを引き起こす原因を理解しておく必要があります。肌荒れを引き起こす原因は以下のとおり。

  • スキンケア不足
  • 生活習慣の乱れ
  • 栄養の偏り
  • 不衛生なタオルや寝具
  • 髭剃り負け
  • 紫外線による刺激
  • 加齢
  • 内臓の不調
  • マスクの着用

心当たりがないか、考えながら読み進めてみてください。

【原因①】スキンケア不足

化粧水を手に取る男性

男性は保水力に関わる角層細胞の面積が少なく、肌の水分量が少ないです。肌の水分量は女性の半分以下とも言われおり、スキンケアは必須。

スキンケア不足により肌が乾燥すると、バリア機能が低下してニキビができたり、キメが乱れてザラザラした肌になったりします。

【原因②】生活習慣の乱れ

テーブルでパソコンをひらいたまま腕に顔をうずめている男性

睡眠不足や運動不足は肌荒れの原因にもなります。成長ホルモンの不十分や血液循環の悪化が、ターンオーバー(細胞の生まれ変わり)を乱すからです。

正常にターンオーバーが行われないと、肌ダメージが回復しないまま蓄積されてしまうので、肌荒れが起こりやすくなってしまいます。

【原因③】栄養の偏り

揚げ物

食事で摂取する栄養は肌の状態と密接に関係しています。

たとえばタンパク質は肌の土台を築くうえで重要な働きをし、ビタミン・ミネラル類は皮膚や粘膜の働きを正常に保つ働きをします。

栄養が偏ると、肌を綺麗な状態に保てません。

また、糖分の過剰摂取は肌老化を加速させます。糖分の過剰摂取により、くすみが目立ったり、弾力のない肌になったりします。

普段から栄養バランスを意識した食事を摂取していない人は、肌も荒れやすいです。

【原因④】不衛生なタオルや寝具

畳まれたタオルと木のお玉と積まれた3つの石

ダニや雑菌のついたタオルや寝具も肌荒れの原因となります。

タオルや寝具はダニや雑菌の温床。ダニや雑菌が顔に付着し、肌荒れやニキビを引き起こします。

「一生懸命スキンケアをしてるのに、全然肌荒れが治らない」という場合は、もしかすると顔に付着したダニや雑菌が原因かもしれません。

【原因⑤】髭剃り負け

肌の炎症が起きている男性

髭剃りで肌に負担をかけ過ぎると、角質まで剥がれてしまうので肌のバリア機能が弱まります。

肌のバリア機能が弱まると、炎症が起きやすい状態に。

間違った髭剃りにより、「ニキビが治りづらく、再発もしやすい」という悪循環が起きてしまいます。

また無理な髭剃りを続けていると、色素沈着につながることもあるので注意が必要です。

髭剃りによる肌荒れについては次の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。

そもそも毎日の髭剃りが面倒な方は、髭の医療脱毛も考えてみてもいいかもしれません。毎日の髭剃りが楽になるだけでなく、肌荒れしにくい肌になります。

【原因⑥】紫外線による刺激

「肌老化の原因の8割は紫外線」ともいわれるほど、紫外線が肌に与える影響は大きいです。

紫外線を浴びると、乾燥やバリア機能の低下をまねき、肌はとても刺激を受けやすい状態となるからです。

紫外線を受け続けるとニキビや赤み、毛穴開き、肌のごわつきなどの肌トラブルも起きやすくなります。

【原因⑦】加齢

食事をしている男性

加齢とともに保湿因子や皮脂分泌量は減少し、肌が乾燥しやすくなります。

肌が乾燥するとバリア機能が低下するため、若い時よりも髭剃りや紫外線によるダメージを受けやすくなってしまいます。

男性の場合、肌の水分量が減っても皮脂だけはしっかり分泌されるケースも多いです。この場合はいわゆる「大人ニキビ」ができやすくなります。

【原因⑧】内臓の不調

お腹の赤いところを手で抑える男性

「肌は内臓を映し出す鏡」と言われています。肌は内臓と密接な関係があり、内臓の調子が乱れ出すと、真っ先に“肌”に影響が現れるのです。

また不調な臓器と肌荒れしやすい箇所にも関連性があります。

不調な臓器肌荒れしやすい箇所
口周り・顎
胃・腸おでこ
肝臓・腎臓目の周辺
胃・肺
胃・肝臓

スキンケアをしているのに肌荒れが治らない人は、実は内臓の不調が原因になっているかもしれません。

【原因⑨】マスクの着用

白いマスク

マスク内は温度や湿度が高く、雑菌が繁殖しやすい状態です。さらに汗や皮脂も増えてニキビなどができやすくなります。

摩擦による刺激で肌のバリア機能が低下することも、マスクで肌トラブルが起こりやすくなる要因の一つです。

男の肌荒れを治すための9つの対策

ほくろがあるとフラッシュ脱毛はNG?ほくろが消えるって本当?そんな悩みを徹底解説

原因を理解したところで、「男の肌荒れを治すための9つの対策」をチェックしていきましょう。

肌荒れを直すための対策は以下のとおり。

  • 正しいスキンケアを実施する
  • 生活習慣を改善する
  • 栄養バランスのとれた食生活を心掛ける
  • サプリで栄養を補給する
  • タオルや寝具を清潔にする
  • 紫外線によるダメージを避ける
  • 髭剃り後に保湿をする
  • シャワーだけでなく湯船につかる
  • マスクを清潔に保つ

一つずつ解説していきます。

【対策①】正しいスキンケアを実施する

鏡を見る男性

正しいスキンケアを実施すると、肌の健康状態を保ちやすくなります。

スキンケアで用意すべきアイテムは次の3つ。

  • 洗顔フォーム
  • 化粧水
  • 乳液

これら3つのアイテムを用意し、次の手順でスキンケアを行いましょう。

1. 手をしっかり洗う
2. ぬるま湯で顔を洗う
3. 洗顔ネットで洗顔フォームを泡立てる
4. 顔全体を優しく洗う
5. ぬるま湯で洗い流す
6. 洗顔した後は化粧水で保湿
7. 乳液で化粧水の潤いを閉じ込める

洗顔で汚れを落とした後、化粧水と乳液で保湿をするのがポイントです。

正しいスキンケアについては次の記事でも紹介しているので参考にしてみてください!

【対策②】生活習慣を改善する

準備運動をしている男性

生活習慣を改善し、肌のターンオーバーを促進させることで美肌に近づけます。具体的には次のような生活習慣を心がけましょう。

  • 質の良い睡眠をとる(22時を目標に寝る&寝る前にスマホを触らない)
  • 適度に運動して汗をかく
  • ストレスを溜めない
  • 規則正しい生活を送る
  • お酒やタバコを控える

まずは一つでも心掛けてみると、少しずつ肌荒れは改善していきます。

【対策③】栄養バランスのとれた食生活を心掛ける

AGA予防に効果的な食材

美肌のために必要不可欠なタンパク質・ビタミン・ミネラルは積極的に摂るようにしましょう。

魚やお肉、野菜・フルーツを積極的に、かつバランス良く食べることが大切です。

内側から肌をケアするために、栄養バランスのとれた食生活を心掛けてみてください。

【対策④】サプリで栄養を補給する

サプリ

食生活を見直しても、必要な栄養素が足りていないことも。そこでおすすめなのがサプリでの栄養補給です。

肌荒れに有効なおすすめのサプリは以下のとおり。

サプリ名効果
チョコラBBプラス(エーザイ)ターンオーバーの正常化を促し、肌荒れやニキビを改善。
ヨクイノーゲンBC錠(クラシエ薬品)肌荒れやニキビなどの皮膚や粘膜のトラブルを改善。
デプリス(小林薬品工業)ハリ・潤いのある美肌に導く。
ハイチオールCプラス(エスエス製薬)シミ・ニキビなどさまざまな肌トラブルを改善。
ペアA錠(ライオン)ターンオーバーを促進し、繰り返すニキビや肌荒れを改善。

「栄養バランスの良い食事がなかなかとれない」という方は、サプリでの栄養補給を検討してみるとよいでしょう。

【対策⑤】タオルや寝具を清潔にする

しましまのTシャツでベットに横たわる男性

ダニや雑菌の繁殖を防ぐために、タオルは毎日、寝具は1週間に1回洗濯するようにしましょう。

スキンケアを正しく行っても、タオルや寝具が細菌だらけだと台無しです。

とくに枕カバーは睡眠中に何度も顔と接触するので、他の寝具よりもまめに洗濯するようにしてください。

【対策⑥】紫外線によるダメージを避ける

日焼け止め

日焼け止めを使い、紫外線によるダメージから肌を守りましょう。

紫外線は年中降り注いでいるため、日差しが強い日以外も日焼け止めを塗ることが大切です。

男性におすすめの日焼け止めは次の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。

【対策⑦】髭剃り後に保湿をする

クリーム

髭剃り後は角質まで剥がれてしまい、肌が非常にデリケートな状態です。そのため化粧水や乳液を使ってしっかり保湿してあげましょう。

肌を守るために、髭剃り前の蒸しタオルもおすすめ。髭剃りの前に蒸しタオルで肌を温めると、肌が柔らかくなりスムーズに剃れます。

詳しくは次の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。

【対策⑧】シャワーだけでなく湯船につかる

お風呂にお湯がたまっている様子

湯船に浸かってデトックスするのもおすすめです。

湯船に浸かり体を温めることで血行が良くなり、余分な皮脂や老廃物などをスムーズに排出できます。清潔な肌を保つために、湯船に浸かるようにしましょう。

また質の良い睡眠にもつながるので一石二鳥です。

【対策⑨】マスクを清潔に保つ

マスク

1日中マスクをする日は、半日でマスクを交換しましょう。付けっぱなしだと、唾液や細菌でマスクが汚れ、肌トラブルにつながってしまいます。

布マスクの場合は、使ったら必ず洗濯をするようにしてください。清潔なマスクを使い、肌に負担をかけないようにすることが大切です。

COLUMN

肌荒れがひどい場合は皮膚科に行くべき?

対策をしても一向に肌荒れが治らない場合は皮膚科に行くべきです。

皮膚科でも肌荒れに関する相談に乗ってくれます。症状に応じ、飲み薬や塗り薬も処方してもらえます。

肌荒れがひどい場合は、症状がさらに悪化する前にプロの力を借りましょう。

男の肌荒れに関するよくある質問

疑問

最後に、「男の肌荒れ」に関するよくある質問に回答していきます。

Q.肌荒れ改善におすすめの化粧水はありますか?

男性の肌荒れ改善には、以下の化粧水がおすすめです。

Q.肌荒れ改善におすすめの食べ物はありますか?

以下のような食べ物がおすすめです。

栄養素役割含まれる食べ物
タンパク質肌の土台を築く卵ささみ牛ひれ肉枝豆豆腐エンドウ豆
ビタミンB2肌のターンオーバーをサポートうなぎレバー青魚アーモンド納豆卵
ビタミンB6皮脂のコントロールをサポート豚肉うなぎのり豆類バナナパプリカ
ビタミンC過剰な皮脂分泌を抑え、毛穴詰まりを予防パプリカキャベツキウイイチゴレモンアセロラ

カリウム皮膚の再生を促すアボカド里芋サツマイモアーモンド落花生ホウレン草小松菜
カルシウムターンオーバーを正常にする牛乳チーズヨーグルト小魚納豆小松菜

Q.夜勤で肌荒れするのですが、改善方法はありますか?

スキンケアや十分な睡眠、バランスの良い食生活などをより一層心掛けましょう。

夜勤で生活リズムが崩れるとストレスが溜まりやすいので、ストレスを溜めないように工夫するのもおすすめです。

自分に合ったストレス解消法を見つけてみてください。

Q.男の肌荒れは皮膚科に相談すべき?

A.肌荒れや炎症がひどい場合は皮膚科に行くのがおすすめです。

また、軽い肌荒れやその後のスキンケアを行ってくれるのは美容皮膚科です。自分の症状やどの程度肌荒れを改善したいのかによって診療科を変えましょう。

まとめ

ノートに豆電球の絵 ポイント

肌荒れを引き起こす原因のおさらいです。

  • スキンケア不足
  • 生活習慣の乱れ
  • 栄養の偏り
  • 不衛生なタオルや寝具
  • 髭剃り負け
  • 紫外線による刺激
  • 加齢
  • 内臓の不調
  • マスクの着用

心当たりのある項目はさっそく見直していきましょう。

外側からはもちろん、内側からのケアも心掛けることで肌のコンディションは大幅に改善します。

外側・内側からのケアで、肌荒れ知らずの“美肌男子”を目指しましょう!

Q.男の肌荒れは皮膚科に相談すべき?

A.肌荒れや炎症がひどい場合は皮膚科に行くのがおすすめです。
また、軽い肌荒れやその後のスキンケアを行ってくれるのは美容皮膚科です。自分の症状やどの程度肌荒れを改善したいのかによって診療科を変えましょう。