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「ワックスが上手く付けられない…」
「美容室でセットしてもらうとカッコいいのに、自分でやろうとすると上手くいかない…」
スタイリングに必須のワックスですが、付け方がいまいち分かっていない男性も多いでしょう。
ワックスを使ったスタイリングは、ちょっとしたコツを押さえておくだけでカッコよく仕上がります。
ヘアスタイリング初心者の男性向けに、今回はワックスの正しい付け方やスタイリングのコツを紹介します。
この記事を読めば、今日からワックスを使ったカッコいいスタイリングができますよ!
目次
ワックスを付ける前の準備|まずは髪型のベースを作る
ヘアスタイリングをするときは、いきなりワックスをつけてはいけません。
以下2つの準備をし、髪型のベースを作る必要があります。
1. 髪を濡らす
2. ドライヤーでブローして形を整える
【STEP①】髪を濡らす
まずは、髪を濡らして寝癖を直しましょう。
時間があるなら、シャワーを浴びるのが1番です。
シャワーを浴びるのが面倒な場合は、寝癖直しウォーターを使っても良いでしょう。
【STEP②】ドライヤーでブローして形を整える
続いて、髪にボリュームを出すために、ドライヤーでブローをしていきます。
具体的なブローの手順は以下のとおりです。
1.トップの髪を軽く握って持ち上げる
2. 持ち上げた髪の根元をドライヤーで乾かす
3. 後頭部の髪も持ち上げて同様に乾かす
4. 前髪を手で掴み、ブローしながら形を作る
5. サイドの髪を手で押さえてブローする
後頭部の髪は量が多いため、左右で別々に乾かすのがポイント。
またブローする際は、前髪やトップだけではなく、必ず全体的に行ってください。
ワックスの正しい付け方|全体に揉み込んでから形を整えるのが基本
下準備ができたらワックスを付けていきます。
具体的ななワックスの付け方は、以下の6ステップです。
1.適量のワックスを手のひらで伸ばす
2. バック→サイド→トップの順でワックスを揉み込む
3. 手のひらで髪全体を散らす
4. 手ぐしで根元を持ち上げる
5. 前髪を整える
6. 毛先をつまみながら全体のバランスを整える
それぞれ順番に見ていきましょう。
【STEP①】適量のワックスを手のひらで伸ばす
まずは適量のワックスを手のひらで伸ばしていきます。
具体的な量の目安としては、1円玉より少し大きめで、かつ手のひらで伸ばしたときに白く残らず透明っぽさがある程度がちょうど良いです。
伸ばすときは、ムラが生じないようにしっかりと伸ばしてください。
【STEP②】バック→サイド→トップの順でワックスを揉み込む
ワックスをつけるときは、必ず「バック→サイド→トップ」の順に行いましょう。
最初の段階では、手のひらにたくさんのワックスがついているため、多めにつけても問題ないバックからつけていきます。
いきなり前髪にワックスをつけてしまうと、割れやすくなり不自然な形になってしまうのでNG。
ワックスをつけるときは、髪を握りながら揉み込むようにします。髪の内側までワックスが行き届き、カールやニュアンスが作りやすくなります。
ただし、頭皮には付かないように注意してください。
【STEP③】手のひらで髪全体を散らす
ワックスをしっかりと揉み込んだら、手のひらを左右に振り、髪の毛を散らすようにバサバサと動かします。
髪の毛を散らすことで、毛同士がくっつき、自然な毛束がつくれます。
特にスタイリング初心者の人は、髪の毛を掴んで束にすると考えがちですが、手間と時間がかかるためおすすめできません。
短い時間でカッコ良い束感を出すために、手のひらを使って髪全体を散らしましょう。
【STEP④】手ぐしで根元を持ち上げる
続いて、トップのボリューム感を出すために、サイドのやや上部分に指を入れ、手ぐしを通すように上方向に持ち上げていきます。
「もみ込む」「散らす」「持ち上げる」の手順を2〜3回ほど行えば、程良い束感や動きが出てきますよ。
【STEP⑤】前髪を整える
最後に、手のひらに残った少量のワックスで前髪を整えていきます。
STEP4までの流れを行うと、この段階では手のひらのワックスは1割ほどしか残っていません。
少量のワックスで前髪をセットすることで、ナチュラルな形を作り出すことが可能です。
なお、前髪をセットをするときは、いじり過ぎると不自然な印象になります。軽くつまんだり手ぐしを通したりする程度でOK。
【STEP⑥】毛先をつまみながら全体のバランスを整える
最後に、毛束をランダムにつまみながら、シルエットを作りバランスを整えていきます。
このときに、前髪やサイドの根元をおさえていくと、メリハリが生まれます。
毛束をひとつひとつ作る必要はなく、気になる箇所を整える程度でOK。全体のバランスが整ったらスタイリングは完了です!
〜3分くらい | 47.7% |
〜5分くらい | 19.6% |
〜10分くらい | 6.2% |
〜15分くらい | 1.3% |
〜20分くらい | 0.5% |
〜25分くらい | 0% |
〜30分くらい | 0.1% |
それ以上 | 0.2% |
自分でスタイリングしない | 24.4% |
全体の半分以上の男性がヘアスタイリングに3分ほどしかかけていません。
約7割弱の男性が5分以内に終えていることが分かります。
長い時間はかけず、お出掛け前にパパッと髪型をセットしている男性が多いようです。
【長さ別】ワックスを使ったスタイリングのコツ
ここでは、髪の長さ別にワックスを使ったスタイリングのコツを紹介します。
ショート(短髪)|毛束をしっかり作ることを意識する
スタイリッシュなスタイリングが可能で清潔感を与えやすいショート。
ワックスをつけるときは、全体的に立体感を出すために、指と指でつまんで太めの毛束を作ることがポイントです。
前髪は最後にセットします。ワックスを使って軽く持ち上げてもいいでしょう。
なお、ワックスはキープ力の高いタイプがおすすめです。
ミディアムロング|水分を少し残した状態でワックスをつける
ふわっとした優しい印象を与えるミディアムロング。
ミディアムロングの場合は、ドライヤーで髪と髪の間に空気を入れるように風を送り、完全には乾かさないようにします。
水分を少し残した状態でワックスをつけるのがポイント。髪が軽くうねった状態でワックスをつけることで、ふわっとしたパーマ感を演出できます。
ワックスの間違った付け方3つ
ここからは、ワックスの付け方でよくある3つの間違いを紹介します。
主な間違いは以下の3つ。
- 寝癖が残った状態でスタイリングする
- ワックスを十分に伸ばさず使う
- 前髪にワックスをたくさん付ける
順番に詳しく見ていきましょう。
【NG①】寝癖が残った状態でスタイリングする
寝癖が残った状態でスタイルングをしてはいけません。
なぜなら、寝癖がそのままの状態になったり、不自然な仕上がりになったりするためです。
寝癖はシャワーや寝癖直しウォーターで直します。必ず髪を根元から濡らし、乾かしたうえでスタイリングを行いましょう。
【NG②】ワックスを十分に伸ばさず使う
ワックスを十分に伸ばさないと、髪に不均一にワックスがついてしまいます。
ワックスの付き方が不均一だと全体のバランスが悪くなり、カッコいいスタイリングができません。
必ず、手のひらに満遍なく伸ばしたうえで髪に付けましょう。
【NG③】前髪にワックスをたくさん付ける
前髪にワックスを付け過ぎると、ベチャッとした仕上がりになりやすいです。
前髪からセットしようとすると、ワックスが多く付きやすいので注意しましょう。
他の部分を先にセットし、手のひらに残った少量のワックスのみを使えば十分です。
ワックスの付け方に関するよくある質問
最後に、ワックスの付け方に関するよくある質問をいくつか紹介していきます。
Q.ワックスを付けた後にヘアアイロンを使っても大丈夫ですか?
A.軽く使う程度であれば、問題ありません。
ただしワックスにも多少の水分が含まれるため、使い過ぎると髪にダメージを与えてしまいます。
ヘアアイロンで形を作った後にワックスを使うのがおすすめです。
Q.くせ毛の場合はどうやってワックスを付けるべきですか?
A.ワックスでくせ毛を抑え込むよりも、くせ毛を活かしてパーマ風にセットするとより自然になるのでおすすめです。
くせ毛はワックスだけではなかなか抑え込めません。むしろくせ毛を活用したスタイリング方法を心掛けましょう。
Q.ワックスを付け過ぎてしまったときはどうすべきですか?
A.ワックスを付け過ぎてしまった場合は、すぐに洗い流すのが1番です。
洗う時間がない場合は、お湯でタオルを濡らし、毛束の1本1本を丁寧に拭いてください。
Q.おすすめのヘアワックスはありますか?
A.おすすめのヘアワックスは以下の2つです。
- 剛毛・ショートヘア向け:アリミノ ピース フリーズキープワックス
- 軟毛・ミディアムヘア向け:ザ・プロダクト ヘアワックス
おすすめのヘアワックスは以下の記事でも解説しているので参考にしてください。
Q.薄毛が気になるのですがワックスは使用しない方がいいですか?
A.ワックスを使用しても問題ありません。
というのも、ワックスが薄毛を進行させることはないからです。
ただし、1日の終わりにしっかり洗い流さないと頭皮にダメージを与えてしまうので、アフターケアには注意してください。
まとめ
ワックスは身だしなみを整えるうえで欠かせないアイテムです。
ワックスを付ける際は、以下の手順を意識しましょう。
1.適量のワックスを手のひらで伸ばす
2. バック→サイド→トップの順でワックスを揉み込む
3. 手のひらで髪全体を散らす
4. 手ぐしで根元を持ち上げる
5. 前髪を整える
6. 毛先をつまみながら全体のバランスを整える
今回紹介したワックスの正しい付け方をしっかりと理解して、かっこいいヘアスタイルを目指してみてくださいね。