スタイリング時の必須アイテムでもあるワックスですが、一体どのくらいの量を使えば良いか分かりづらいですよね。
結論から言うと、ワックスの目安量は「手に取る量」ではなく「手に伸ばして」で判断するのが正しいです。
今回は、ワックスを付ける量について分かりやすく解説します。
あわせて付け方や注意点についても紹介します。
この記事を読めば、誰でもカッコいいスタイリングができるようになりますよ!
目次
メンズのスタイリングのコツは「正しいワックスの量」
メンズのスタイリングにおいて、ワックスの量は重要です。
ワックスを多く付け過ぎてしまうと、髪全体がベチャッとした印象になります。加えて髪がワックスの重みに負けてしまい、なかなかボリュームも出せません。
逆にワックスの量が少ないと、髪を思うように動かせず、スタイリングが決まりません。
スタイリングを上手く仕上げるには、多過ぎず少な過ぎずの正しいワックス量が重要です。
ワックスの目安量は手に伸ばして判断する|白っぽさが残らない量が適量
ワックスの目安量は「10円玉程度の量」とよく言われますが、手に取ったときの厚みでも量が変わってくるので、一概には判断できません。
正しい量の判断方法としては、まずはワックスを人差し指の第一関節くらいまで取り、手のひらで伸ばします。
手のひらで伸ばしたとき、白く残らず透明っぽさがある程度が目安です。
もしワックスの量が少ないのであれば、少しずつ足していきます。反対に、伸ばしたときに白っぽさが残る場合は多過ぎなので、洗うなどして取り除きましょう。
ワックスの正しい付け方|全体に揉み込んでから形を整えるのが基本
正しいワックスの付け方は以下の6ステップです。
1. 適量のワックスを手のひらで伸ばす
2. バック→サイド→トップの順でワックスを揉み込む
3. 手のひらで髪全体を散らす
4. 手ぐしで根元を持ち上げる
5. 前髪を整える
6. 毛先をつまみながら全体のバランスを整える
ワックスをいきなり前髪につけると、ベチャっとした印象になりやすいので注意してください。
まずは前髪以外をセットし、最後に手のひらに残ったワックスを前髪に付ける程度で十分です。
ワックスの付け方は以下の記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。
ワックスの量に関する注意点3つ
ワックスの量に関する注意点を3つ紹介します。
- 「たくさん付ければ長持ちする」は間違い
- 前髪にたくさんのワックスを付けない
- 毛先にたくさんのワックスを付けない
勘違いしやすい内容ですので、必ず確認しておきましょう。
①「たくさん付ければ長持ちする」は間違い
ワックスの付け過ぎは、スタイリングの失敗につながります。
ワックスにも重みがあるので、時間の経過とともに髪全体が潰れてしまうためです。「セットを長持ちさせるためにたくさん付ける」は実は逆効果。
セットを長持ちさせたい場合は、ヘアスプレーで固めるのがおすすめです。
②前髪にたくさんのワックスを付けない
前髪のセットにはついつい気合いが入りがちですが、ワックスを付け過ぎるとベチャっとしてしまいます。
前髪は少量のワックスでセットします。他の箇所をセットし終えてから、手のひらに残った少量のワックスのみを使えば十分です。
③毛先にたくさんのワックスを付けない
毛束をしっかり作り込もうと、たくさんのワックスを使うのはNG。
ワックスの重みで髪全体が潰れやすくなってしまうからです。
前髪と同様、髪全体にワックスを揉み込んだ後、手のひらに残ったワックスのみを使って毛束を作りましょう。
まとめ
ワックスの量は、多くても少なくてもカッコいいスタイリングはできません。適切な量を手にとり、正しい手順で付ける必要があるのです。
正しいワックスの量は、以下の手順で判断します。
1. ワックスを人差し指の第一関節くらいまで取る
2. 手のひらに伸ばす
3. 白く残らず透明っぽさが残る程度に調整する
正しいワックスの量を把握してして、かっこ良いヘアスタイリングを目指しましょう。