たんぽぽ診療所

多くの患者さんで混雑しているのに、先生がイライラした様子を見た事がありません。診察室に入ると、いつも座っている椅子から腰を上げて、にっこりと挨拶をして下さいます。ホッとします。痛みや辛さに寄り添って下さる先生なので、混雑するのも仕方ないと思ってます。

みなさんの口コミを拝見して、今日勇気を出して受診に行ってきましたぁーッ??まず、その土地に馴染む一軒家というかロッジのような佇まいを想像していなかったので、外観を見て「へぇ?。」と、可もなく不可もない印象を受けました。昼頃激しい雨が降ったり、天気予報でも集中的に大雨が降る可能性があるといっていた影響もあってか（天気予報だと午前中があまりよくなかったと思うのですが）、午後の診療が始まった14時30分頃伺うと、待合室に数人の方がいらっしゃったぐらいで、このときは有り難いことに混雑はしていませんでした。初診だったので受付で戸惑い、他の方のやり取りが終わるのを待っていると、もう一人の受付の方が気付いて対応してくださいました。自然体の親切な対応をしてくださいました（満面の笑みとか、めちゃくちゃ元気いっぱいということがなく、自然体の穏やかな印象なのが私には心地よく感じられました）。私はインターネットでどこの病院へ行ってみようかと探している時に〈お医者さんや看護師さんは親切だけど受付が怖い〉という口コミを見てその病院には行かないことにしたぐらいビビリなので、受付の方が親切で、ひとまずホッとしました。私は親の認知機能の低下に伴い、昨年の5月に当時住んでいた岡崎市から地元の静岡へ帰省しました。昨年の夏に職場の健康診断での血液検査の数値が思わしくなく、心配してくださったMEDEOの方から大至急病院を受診するようにと、わざわざ職場まで連絡をもらいました。その後、受診した病院で、採血時に恐怖心というか嫌悪感というか絶望感を感じてしまい、それ以来その病院には行くことが出来ず、他の病院を探すこともせず、今日に至ってしまいました。私はまだ幼い頃から血管が細いのか、皮膚の奥に埋もれてしまっているのか（これに関しては、痩せたら血管は浮き出て来るのかとお医者様に聞いたことがあるのですが、そういう問題ではないらしいです）採血しづらいようで、小児科の先生に「将来大きな病気をしないようにね。」と言われたことがあります。その時は何をいわれているいるのかピンとこなかったのですが、小学生の頃から冬の健康診断で採血の時に手こずって、腕をペンペンと叩かれたり、ストーブの前で温められたり、それが毎年毎年繰り返されることとなり、〈よくわからないけど、とにかく採血しづらいんだな〉と自覚するようになりました。時には看護師さん達が「どうしよう。〉とアタフタして入れ替わり立ち替わり採血できずに時間が経過することもありました。それでも最終的にはベテランの看護師さんやらお若い看護師さんでも採血が得意な方が現れて、難なく採血してくれて事なきを得てきました。岡崎市では、勤務先の看護師に勧められた病院がとてもよく、採血や鉄剤の点滴も難なくこなしてくださいました。静岡に帰省してからたまたま受診した病院では、看護師さんが入れ替わり立ち代り採血に挑み、親指の付け根から何とか採血されたものの、痛いわ、周りは皮下出血したのか変色しているわ、挙句の果てには採血した血液を見た看護師さんが他の看護師さんに伝えようとしたのか「何これ、シャパシャパじゃーん。」と私の目の前で大騒ぎされ、私はクラクラと血の気が引いてしまいました。次に病院に行った時にお医者様に前回の出来事を伝え「シャバシャバじゃんとか大騒ぎされちゃうとクラクラしてしまうので、看護師さんも悪気はなかったと思うのですが言動には気をつけてもらいたいです。」とお願いしました。当事者の看護師さんももれなくすぐ傍で聞いていらっしゃいました。その後、また採血することになったのですが、今回はお医者様が自ら採血してくださったのですが、私が目を閉じベッドに横になっていると、「きゃあー、先生、血だらけー。」と、あの看護師さんがやっぱり大騒ぎされて、〈この看護師さんが居続ける限り、私はこの病院に来るのはやめよう〉と決めました。この出来事にショックを受け、〈岡崎市の病院に通うしかないかな〉と思っていた矢先に、新型コロナウィルスの事態が生じ、今後のことも考えると静岡市内で通える病院を探すべきだとは思っていたものの、〈どうせまともに採血なんかしてもらえないんだろうな〉という諦めの気持ちもあり、病院を探せないまま今日に至ってしまいました。ですが、体調不良・倦怠感は明らかだったので、インターネットを検索し、評判の良い病院がたまたま近くにあったので〈ダメもと〉覚悟で受診してみました。診察室に入ると、まず先生が名前を名乗って挨拶をしてくださいました。私はこれまでの事情をかいつまんでお話ししました。それを静かに傾聴してくださいました。私は話しが長くなってしまうタイプです。職場だったりプライベートでも私が話していると頭の回転が速いことを自慢に思っているような人からは、会話の途中で「要するに…。」と話を遮られてしまうことがあります。そんな私なので、いくらかいつまんで話したつもりでも、きっと診察には関係のない話だと思われてもおかしくなかったのではないかと思いますが、私の話を割愛することなく最後まで聞いてくださいました。そして、傍にいらした看護師さんに「奥のベッドで横になってもらって。私が採血するから。」と速やかに対応してくださいました。私がベッドに横になり「特にどっちの腕がとりやすいとかはなくて、その時によって違うんです。」と伝えると、迷わず右腕をとり親指の延長線あたりの肘から内側のあたりに手を触れ、「親指を内側にして手を振って力を入れて…はい、力を抜いて…。〉などを何回か繰り返した後に「ちょっとチクッとしますよ。」と言って一発で血管に針を刺してくださり、「採血できていますよ。もう少しで終わりますからね。」と、難なく採血をしてくださいました。私の人生史上、最高にスムーズでした。採血への恐怖心・ストレス、地元で通える病院は見つからないのではないかという不安…絶望感を抱いていた私は、「ありがとうございます。」と言いながら、涙が出そうなぐらい感謝の気持ちでいっぱいでした。採血の結果は後日伺い、おそらく鉄欠乏性貧血なのではないかと思うのですが、地道な治療はこれからです。でもとにかく、通いたいと思える病院が見つかって良かったです。しかも近場で通いやすい場所にあったので、とにかく有り難いです。もしも自分に合った病院が見つからず、途方にくれている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度受診されてみてはどうでしょうか？また、人それぞれ合う合わないがあると思うので、御自分に合う病院に出会えるまでどうか諦めなず、大変なことだと思いますが探し続けて、一日でも早く素敵な病院に出会えることをお祈りしています。それと、私は高齢者介護施設で働いているのですが、こんなに優しい接し方が自分は出来ているのだろうか？…と、考えます。出来ている時もあるかもしれませんが、出来ていない時もあります。私も〈たんぽぽ診療所〉のみなさんのように、穏やかで優しい接し方が常時出来るように精進したいと思います。

今まで色んな病院に行きましたが、とても人に寄り添ってくれるお医者さんだと思いました。思いやりという言葉とも、何か違う様な、柔らかい雰囲気で迎えてくれます。多分、人として大切なモノを持って人に接してくれているのだと思います。この先生のブログがホームページより見られるので、機会がある方は見てみて下さい。とても心に残るメッセージを綴ってくれております。病院、またはお医者さんに嫌な気持ちを持っている方の気持ちすら、ほぐしてくれる様な素敵なお医者さんです。

口コミ通り、本当に優しくていい先生でした！病気の不安がいっぱいでしたが、親身に寄り添ってくたさり気持ちが救われました。

先生がとても優しい方です。来てよかったという気持ちになります。